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インタビュー

「サッカーをする子どもたちを、全力で応援したい」JFA全日本U-12サッカー選手権大会をスポンサードする、マクドナルドの想い

公開:2022年8月 9日 更新:2023年6月30日

サッカーを支える企業にスポットを当て、想いを聞く企画。今回は、日本マクドナルド株式会社です。マクドナルドは年末に鹿児島で行われる全国大会『JFA 全日本U-12サッカー選手権大会』をスポンサードしています。ほかにも、学童野球の全国大会を支援していたりと、子どもたちのスポーツに関わりの深い会社です。同社は、どのような想いでスポーツにたずさわっているのでしょうか?Sustainability&ESG部マネージャーの須藤順一さんにうかがいました。(取材・文 鈴木智之)

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――子どもたちのスポーツに対して、マクドナルドさんはどのような支援をしているのでしょうか?

主にサッカーと野球のサポートをしています。歴史が長いのは野球で、1986年から『高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会 マクドナルドトーナメント』の全国大会と都道府県大会と全国大会をサポートしています。

サッカーは2011年より『JFA全日本U-12サッカー選手権大会』の全国大会と都道府県大会のサポートをしています。2020年からは『JFA全日本U-12サッカー選手権大会』の会場で『マクドナルドフレンドリーカップ』の開催もしています。

――『マクドナルドフレンドリーカップ』は、どのような大会でしょうか?

全国大会のベスト8で敗退したチーム、およそ40チームが参加する大会です。フレンドリーマッチで最低3試合ありますので、全国大会の出場機会がなかった子どもたちにも、プレー機会を創出することができます。そのためお子さんだけでなく、観戦に来た保護者の方々にも喜ばれています。

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――素晴らしい趣旨だと思います。全国大会となると勝ち負けの比重が高まり、試合に出るメンバーが固定化される傾向にあります。

おっしゃりとおりです。『マクドナルドフレンドリーカップ』は、去年で2年目なのですが、観戦に来た保護者の方々に話を聞くと「全国大会に来たけど、うちの子は試合に出られず、プレーを見ずに帰る予定でした。フレンドリーカップがあったので、見ることができて良かったです」という声もありました。

――フレンドリーカップで赤と白の縞のソックスでプレーしているチームをみかけました。

赤と白の縞のソックスは「スマイルソックス」です。
弊社は『ドナルド・マクドナルド・ハウス』といって、難病を抱えるお子さんとその家族を支える施設のサポートをしています。フレンドリーカップに参加する子どもたちには「重い病気と戦っている、同年代の子が、日本には14万人いるんだよ」という話をさせてもらっていて、その支援の一環として、『スマイルソックス』があり、寄付のお印として配布しています。チャリティの趣旨に賛同してくれて、寄付をしてくれたチームには、そのソックスをお渡しして、試合で着用してもらっています。JFA(公益財団法人日本サッカー協会)のみなさんも趣旨に賛同してくれていて、試合では『スマイルソックス』の着用も認めてくれています。サッカーの試合で両チームが同じソックスを履いてプレーすることは基本的にありませんが、フレンドリーカップではみることがあります。

――素敵な取り組みですね。マクドナルドさんでいうと『プレイヤーズブック』も有名です。

ありがとうございます。プレイヤーズブックは、野球やサッカーを頑張っている子どもたちをダイレクトに支援する取り組みとして、サッカーは36万部、野球は43万部を制作し、配布しています。内容は子どもたちの健全な成長をサポートさせていただきたいとの想いから、サッカーだけでなく、ドナルド・マクドナルド・ハウス、食育、SDGsなどについて学んでいただけるようなブックになっています。本の中に、毎月1個ハンバーガーをもらえる券がついているので、試合・練習のあとに活用していただけたらと思っています。

――スポンサードした大会に出場する選手が、マクドナルドの店舗を訪れるといったエピソードはありますか?

コロナ禍でここ2年はできていないのですが、全国大会に出場するチームを店舗に招待して『団結式』を行っていました。マクドナルドで食事を楽しんでもらい、フラッグに「全国大会、頑張ろう」というようなメッセージを書いて、全国大会に持って行ってもらっていました。全国大会で優勝した暁には、店舗から「祝勝会をしてあげたい」という声があがったりと、実際のお店がある弊社ならではの取り組みができているのかなと思います。

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――子どもたちのスポーツをサポートすることの意義は?

サッカーには「プレイヤーズファースト(選手第一)」という言葉がありますが、お客様を第一に考える、マクドナルドと通じるところがあると思っています。小学生のサッカーは11人制から8人制への変更や、全国大会を暑い夏から冬に移したり、フェアプレーを称えるグリーンカードを導入したりと、子どもたちの成長を考えて、先進的な取り組みをしていますよね。JFAさんの考えには共感できるところが多く、キッズスポーツの支援は、私達のパーパス(企業としての存在意義)「おいしさと笑顔を地域の皆さまに。」に基づくものなので、これからも続けていきたいです。

――今後、子どもたちのサッカーに関わっていくイメージやビジョンがありましたら教えてください。

サッカーは4年1度ワールドカップがあり、多くの国で親しまれている競技だと認識しております。私たちマクドナルドも各国で店舗を運営させていただいております。いつかは各国のマクドナルドと一緒にU-12世代のチームが交流できるような大会を開催して、日本だけでなく多くの国でサッカーを頑張っている子どもたちを応援したいですね。

――最後にサッカーを楽しむ子どもたちへ、メッセージをお願いします。

サッカーの良さであるリスペクトやフェアプレーの心を忘れず、全力でサッカーを楽しんでほしいなと思います。その中で多くの友達を作って、将来の夢に向かって頑張ってほしいです。私達マクドナルドもサポーターして、サッカーをする子どもたちを全力で応援していきたいです。

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