インタビュー

2017年1月11日

「自分の内側からやりたいと思えることを続けてほしい」FC東京・徳永悠平の父親論

■自分でしっかりと考えて取り組んでいるほうが成功する確率は高い

自分で考えて課題を克服できる力。これこそ社会に通用する力であり、徳永選手が子どもたちに身につけてほしいものだと言います。
 
「小学校のころにサッカーがすごくうまくても、プロになれないケースがほとんどです。ぼくは、たまたま運がよくてプロになれただけ。だから、プロになれず他の職業についたとしても生活していけるように、子どもたちにはサッカーや自分がやりたいと思えることを通して、社会に通用する力を身につけてほしいです」
 
サッカー選手としてキャリアを積む中で、「自分でしっかりと取り組んでいるほうが成功する確率は高い」ことを実感してきた徳永選手。「それはサッカー選手としてだけではなく、一般社会に出たときにもそうなのではないかと思っています」と続け、最後は家族への感謝の言葉で、このインタビューを締めくくりました。
 
「正直、試合に負けたとき、練習がつらかったとき、家に帰っても身体や心が疲れていることもあります。けど、家に帰ると子どもたちは無邪気に駆け寄ってきてくれる。彼らがパワーをくれていいプレーに繋がることもありますし、ぼくにとって本当に大きな存在です。だからこそ、極力、家には仕事のことを持ち帰らないようにしています。長男はプレーの善し悪しがわかるようになってきていると思うので、いいプレーを見せたいな、長く続けたいなという思いは強くなっています」
 

 
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