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インタビュー

『見ている人はちゃんと見ているし、評価をしてくれる』李忠成(サンフレッチェ広島)

公開:2011年7月 4日 更新:2011年10月 8日

たとえば、日本語の文法を知らなかったり、敬語が使えないと、うまく自分の意思を発信することができないんです。これはサッカーだけに限らず、普通の生活、一般社会にもいえることだと思います。だから、子どもたちにサッカーを教える機会があるときは、その大切さを伝えるようにしているんですよ」

■「見ている人はちゃんと見ているし、評価をしてくれる」

――小学校時代に限らず、これまでのサッカー人生で李選手が挫折を経験したのは?

「中学2年の頃に、地元東京都・田無市(現西東京市)の選抜に落ちたことがあったんですよ。選抜のセレクションの際にはそれなりのプレーもできて、自信もあったのですが......。ショックはショックだったけれど、1つ選考に落ちたからといって落ち込むことはないと気持ちを切り替えました。

僕の経験からいえることは、自信があって落ちたのなら自分を信じればいいし、自信がなくて落ちたのであれば、それはもっと頑張らなければならないということ。それは自分自身が一番よくわかっていると思う。もちろん、選抜に入ればまた所属するチームとは異なった経験ができるけれど、選抜に入ることが全てではないですし、いい悪いという問題でもない。(自分を)見ている人はちゃんと見ているし、評価をしてくれますから」

――李選手は小学校時代にクラブチームのセレクションを受けていますが、それは将来プロ選手になるという夢を見据えてですか?

「もちろんプロになりたいという明確な目標がありましたし、だからこそ、レベルの高いところでサッカーがやりたいと考えたんです。小学5年のときに、横河電機(現横河武蔵野FC)のジュニアユースのセレクションを受けましたが、実はそれは6年生が受けるテストだったみたいで......(苦笑)。

それでも受け入れて頂いたのですが、中学2、3年生の選手と一緒にプレーするのは、かなりきつかったですよ。体格も違いますから。速いし、強いし、うまくて、それまでの自分では全く通用しなかった。父はその光景を見て『レベルが違いすぎてかわいそうだ』と思ったようですが、逆にその環境でもまれたことが大きかった」

■「サッカーはいつも僕の精神面を鍛えてくれている。努力と忍耐が必要です」

――現在までサッカーを辞めたいと思ったことはありますか?

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