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インタビュー

この体つきではプロになれない。逆境をはねのけたカカの少年時代(1/2)

2011年3月22日

世界中の様々なスター達はどんな幼少期、少年時代を過ごしたのでしょう。彼らの知られざる一面や苦労、努力の一端に触れるこの連載。今回は、ブラジルのスター、カカ(レアル・マドリード/スペイン)のストーリーです。

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photo/AFLO

2009年夏にACミラン(イタリア)からレアル・マドリードに移籍して以来、ずっとケガに悩まされて本領を発揮できずにいたカカが、シーズン後半に入っていよいよ復活の予感を漂わせています。ブラジル代表のエースは、移籍1年目は恥骨炎に悩まされ、今シーズンも膝の半月板を損傷したことで開幕から2011年に入るまで試合に出られない日々が続いていました。

母国の名門サンパウロFCで頭角を現し、ミランではチャンピオンズリーグ優勝の原動力となり、バロンドール獲得も成し遂げたサッカーエリートにとって、これだけ長くピッチで活躍できなかった日々は初めてのこと。プロ入り後、初の挫折を味わったカカですが、実は少年時代にも同じような苦しみを乗り越えた経験がありました。 カカは1982年、ブラジルの首都ブラジリアで、土木技師の父ボスコと教師の母シモーネの間に生を受けました。ブラジルではいわゆる中流階級といえる家庭で育ち、ごく普通のサッカー少年としてボールを蹴っていたカカは、7才のときに家族でサンパウロに引っ越します。そこでサンパウロFCの下部組織に入ったことが、キャリアの始まりでした。

午前中は学校へ行き、午後はサッカーにフットサルにと励んでいたカカは、徐々に大器の片鱗を見せていきます。余談ですが、11歳のときには、サンパウロのジュニアチームのメンバーとして海外遠征に参加して日本にも滞在したことがあります。2007年クラブW杯で来日した際、当時のカカがホームステイをした夫婦との交流がメディアに取り上げられたことを、覚えている人もいるかもしれません。

少年時代から海外遠征を経験し、順風満帆にプロへの道を歩んでいるように見えるカカ少年。しかし、彼はこの頃、大きな問題を抱えていました。その苦境を、どうやって克服したのでしょうか。

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