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健康と食育

サカイク読者のパパママならおさえておきたい プロテイン7つのポイント

公開:2017年7月18日 更新:2017年11月 6日

近頃、よく目にする「プロテイン」という言葉。コンビニやドラッグストアには「プロテイン」と書いてある商品がたくさん並んでいます。なんだか体に良さそうだけど、実際のところどうなんだろう?子どもに飲ませても良いの?そんな疑問を持つサッカーママ&パパに「プロテイン」の正しい知識をお教えします!

■STEP01 プロテインって何?

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「プロテイン」とは、たんぱく質の英名のことで、筋肉や血液、皮膚など、人間の体を作る材料になるものです。人間に必要な栄養素の中で、特に重要とされている三大栄養素(たんぱく質、脂質、炭水化物)のひとつでもあります。おもに肉や魚介類、海藻や大豆、卵などに多く含まれていますが、スポーツをする人にとって、食事だけでは十分に摂取できないことがあります。そのため、プロテインを食事の補助として飲むことで、足りないたんぱく質を補うとともに、人間の体内で作ることができない「必須アミノ酸」を摂取することもできます。

■STEP02 どんな種類があるの?

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代表的なのが「ホエイ」「カゼイン」「大豆」のプロテインです。ホエイとは牛乳に含まれるたんぱく質のことで、プロテインパウダーの中身はホエイが中心です。ホエイはほかのタンパク質より吸収性、栄養価に優れています。カゼインも牛乳に含まれるたんぱく質で、体内にたんぱく質が長時間補充される特徴があります。大豆は文字通り、大豆を原料としたたんぱく質のこと。最近はパウダータイプのプロテインだけでなく、飲料やゼリータイプの製品も販売されています。味も様々なものが出ているので、好みにあわせて選ぶことができます。

■STEP03 どうやって作られているの?

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プロテインパウダー(ホエイ)の原料となる牛乳は、牧場で搾られたものです。新鮮な牛乳は乳業工場に送られ、チーズの製造に使われます。牛乳からチーズを作った残りが『乳清』で、英語でホエイ(whey)と呼ばれるものです。ホエイは同じ乳業工場で濃縮され、乾燥させると白い粉末になります。乾燥させて粉末状になったホエイは、プロテインパウダーの製造会社でビタミンやミネラルを加えられ、水に溶けやすくする等の工夫が施されます。それらがパッケージされたものが、私たちが普段目にするプロテインパウダー商品です。

■STEP04 カラダに悪いんじゃない?

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プロテインというと「飲むと体がムキムキになる」というイメージを持っている人が多いと思いますが、それは間違いです。プロテインパウダーの主成分は牛乳に含まれる「ホエイ」というたんぱく質で、そこにビタミンやミネラルが加わったものです。牛乳から作られた天然由来のたんぱく質なので、飲んだからといってすぐにムキムキになるわけではありません。たんぱく質は肉や魚介類にも入っていて、みなさんが日常的に口にしているものです。成長期のお子さんにとって、十分な量のたんぱく質を摂ることはとても大切です。

■STEP05 いつ飲ませるのがいいの?

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ホエイプロテインは吸収効率が高く、飲むとすぐに吸収されます。スポーツをしている人は「運動後1時間以内に摂ることで、筋肉の構築や回復に効果がある」と言われています。プロテインパウダーの原料のホエイは牛乳に含まれるたんぱく質なので、食事や間食(補食)と同じように摂るのもおすすめです。カゼインプロテインは吸収速度がゆっくりで、体内にたんぱく質が長時間補充されます。そのため、就寝前に飲むと良いでしょう。大豆プロテインも吸収速度がホエイに比べてゆっくりなので、食事のときや運動後に飲むのがおすすめです。

■STEP06 高いんじゃない?

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プロテインと聞くと「値段が高いんじゃない?」と思われがちですが、市販のプロテインの値段は1食あたり110円から170円程度です。運動後に同じ金額のおにぎりでタンパク質を摂るよりも、プロテインなら2倍のタンパク質を効率的に摂ることができます。たんぱく質が多く含まれている牛肉やまぐろと比較しても、1グラムあたりの価格はプロテインパウダーの方が安くなっています。プロテインは大きな袋や缶で販売されているもの、小分けされているものやゼリー飲料に含まれているものなど様々な種類があるので、使用状況に合うものを選ぶと良いでしょう。

■STEP07 サッカーにはどう役立つの?

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激しい運動で損傷した筋肉を修復するためには、たんぱく質(プロテイン)が不可欠です。運動後、30分から1 時間以内にプロテインを摂取することで、運動量に見合った筋肉や骨格を作りやすくなります。とくに、成長期の子どもにたんぱく質は必要で、サッカーで当たり負けしない体を作るための助けにもなります。さらに、高水分保持の筋肉が適度にできることにより、炎天下の試合において熱中症の予防にもなります。激しい運動で壊れた筋肉を修復するだけでなく、成長期の体づくりにおいても、プロテインは強い味方になってくれるでしょう。

■PICKUP! ジュニア向けのプロテインも充実しています。

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最近では大人向けだけでなく、成長期のお子さんにあわせて作られたジュニア向けプロテインなども各社からいろいろと発売されています。お子さんの環境やお好みに合わせて試されてみてはいかがでしょうか。
後列左:ザバス ジュニアプロテイン
後列右:トップバリュ プロテインパウダー For ジュニア
前列左:ザバス ミルクプロテイン
前列右:ウイダーinゼリー プロテイン
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