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冬は特に注意!サッカー少年の大敵、汗冷えから子どもを守ろう

公開:2015年12月25日 更新:2021年3月 8日

キーワード:ドライフィットナイキ体調管理風邪予防

冬の大敵といえば、風邪による体調不良やインフルエンザなどの感染症。栄養をしっかり取り、うがいや手洗いを徹底する予防策は十分に行いたいものですが、意外に見落としがちなのが、練習後の汗の処理です。
寒い冬は体を動かすまでが大変。"子どもは風の子"と言いますが、できればこたつで丸くなっていたいお父さん、お母さんとは違い、子どもたちは冬でも元気に体を動かし、汗をかきます。頭から湯気を出してサッカーをプレーする子どもたちは、体も温まってケガの心配も減り、良いことづくめなのですが、じつはこの汗、そのままにしておくととても危険です。
今回は、汗冷え解消の強い味方、高機能素材を使ったスポーツウェアについて多くのトップアスリートをサポートし続けてきたNIKEのDri-FITを例にとってその機能と活用方法などを紹介します(取材・文 大塚一樹 企画協力 ナイキジャパン)
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■冬のサッカーの大敵! 汗冷えに要注意

汗冷えという言葉を聞いたことがあるでしょうか? 寒い冬とはいえ、体を動かせば体温が上がります。私たちの体は、体温を一定に保とうと汗をかき、体内の熱を外に逃がして体温調節をします。そこで問題になるのが、熱を逃がすために流した汗です。
当たり前ですが、汗は水分です。水分は空気よりも数十倍も熱伝導率が高く、体や衣服に残った汗は、冬の冷たい空気に触れてあっという間に冷たくなります。つまり、運動をしてかいた汗をそのままにしておくと、汗が体の熱をどんどん奪って体が冷えていく。これが汗冷えの原理です。
体が温かいまま動いている練習中はまだいいのですが、練習後や帰り道に汗をそのままにしておけば体が急激に冷え、風邪やインフルエンザにつながるおそれもあるのです。
汗冷え対策は原因となる汗の処理をきちんとすること。これに尽きます。冬でも汗をかいたらタオルなどで拭き取ること、濡れた衣服をそのままにせず着替えることが大切です。
とはいえ、練習中は汗にかまっている暇はありませんし、練習後に着替えずにそのまま帰ってくる子どもたちもいるでしょう。そこで重要になるのが大量に汗をかくことを想定して作られたスポーツ専用の吸汗・速乾ウェアです。こうしたウェアは、汗を素早く吸って衣服の表面に逃し、蒸発させる機能性素材を使用し、運動中の快適さを保ち、汗冷えを防いでくれます。

■スポーツに特化した専用高機能ウェア

NIKEが開発したDri-FIT(ドライフィット)もこうした高機能ウェアのひとつです。Dri-FITには細かい繊維で作られたマイクロファイバーポリエステルという素材が使われています。この素材が、体の表面に浮かぶ汗を瞬時に吸収して、素早く大気中に蒸発させるのです。
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最近では、こうした機能性素材を用いたウェアがたくさん見られるようになっていますが、それぞれ使用目的によって使い分けが必要なことに注意しましょう。温かさを優先させたウェアは、体の水分をうまく熱に変えて温かさを演出しているのですが、日常生活でかく程度の汗の量を想定して作られています。サッカーの練習などで大量に汗をかくと、汗を乾かす機能が追いつかず、汗冷えを起こしてしまう可能性があります。一方で、Dri-FITのように運動時の発汗量を前提として作られている機能性スポーツウェアは、汗を乾かすスピードも速く、つねに肌をドライで快適な状態に保つように作られているのです。

■汗はパフォーマンスにも悪影響!?

汗冷えは体を冷やすわけですから、体力やエネルギーを奪い、スポーツのパフォーマンスにも影響を与えます。さらに汗が残って重くなり、肌に張り付くウェアは可動域を狭め、いつもより動きにくくなるという問題も引き起こします。多くのトップアスリートをサポートするNIKEでは、こうしたパフォーマンスに影響を与える要素も重視しており、ベタつきや貼り付きを押さえるために肌と接触する面を押さえつつ、吸汗性を高める素材の開発や研究が進められています。
こうした技術は雪山登山など、過酷な状況で着用者の安全を守る目的でも使用されていて、その機能は折り紙付き。Dri-FITを使用したウェアには、コットンとのブレンドで着心地を高めたものや冬用に生地を厚くするなどの温かさを付加したモデル、防風性、防水性を加えたものなどもあり、シーンに応じた使い分けができるようになっています。
また、ウェアの吸汗・速乾性は後から加工されたものではなく、素材そのものの機能なので、洗濯をしたり、時間が経ったりして劣化することがないのも重要なポイントです。
練習中に素早く汗を吸い、すぐに蒸発させていつもドライな状態を整えてくれる高機能ウェアは、いい練習をするため、また試合でベストパフォーマンスを出す後押しをしてくれます。こうしたウェアは、ユニフォームや練習用のウェアの一番下に下着として身につけます。肌に直に触れ、吸汗・速乾性能を求められるウェアをベースレイヤーと言いますが、ベースレイヤーの他にその上に着るウェアやパンツ、くつ下などにも吸汗・速乾昨日のあるものを履いていれば、体を動かした後の汗の処理、冷えの問題はほとんど気にならなくなります。
練習や試合後、汗をかいた後に一番いいのは濡れた衣服を着替えることですが、体に直接触れるベースレイヤーを常にドライに保つことも大切です。汗を吸って冷たくなった下着を着たまま、ピステやベンチコートを着込んでも体は温かくなりません。スポーツをするときのことを考えて作られた高機能ウェアをうまく活用して、寒い冬も良い練習、パフォーマンスが発揮できる準備をしましょう。

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