親子でチャレンジ

2020年12月 2日

小学生にもおすすめ!低学年から始められるサッカーノートの書き方とは

小学生になりサッカーを始めた、というお子さんをお持ちの保護者の方も多いのではないでしょうか。お子さんがサッカーを楽しむのはもちろん大切ですが、それと同時に選手として上達することも大切です。そんな時におすすめなのがサッカーノートです。プロサッカー選手の中にも、幼い頃からサッカーノートを書いていたというケースが少なくありません。

この記事では、サッカーの上達にも役立つサッカーノートの書き方を解説します。また、おすすめのサッカーノートも紹介しているためぜひ参考にしてください。

サッカーノートとは

サッカーノートとは、練習や試合に関する記録を綴る日記のようなものです。上手くなるための目標や練習・試合への意気込み、その日の練習メニュー、コーチからもらったアドバイスなどを書き込むのが一般的です。また、気づいたことをどんどん書き残していく雑記帳のような使い方をするケースもあります。

いずれにしても、自分自身のサッカーに関する記録を残していくノートだと考えてください。

サッカーノートのメリット

サッカーノートは、日々の記録をノートに記していくことで様々なメリットを享受することができます。ここでは、サッカーノートを作成するメリットについて解説します。

目標を常に確認できる

サッカーノートに自分のサッカー選手としての目標を書き残すことで、常に目標を確認することができます。

目標は持っているものの、文字にしないままだとぼんやりとした状態になってしまいますが、ノートにはっきりと書くことで明確になります。ノートの1ページ目に大きな目標を書いておけば、ノートを開くたびに目標が目に入るので、常に目標を振り返ることができるでしょう。

考えの整理ができる

サッカーをしていると、ミスをしたり、コーチやチームメイトから指摘を受けたりすることが珍しくありません。言われた直後はイライラしたり、ショックを受けたりするでしょう。しかし、ノートにそれらの指摘を書いて読み直すことで「あの指摘は正しかった」「あのように指摘を受けたけど、自分はこう思う」など考えを整理することができます。

自身の成長を感じるきっかけになる

サッカーをしていると、ミスをしたり、コーチやチームメイトから指摘を受けたりすることが珍しくありません。言われた直後はイライラしたり、ショックを受けたりするでしょう。しかし、ノートにそれらの指摘を書いて読み直すことで「あの指摘は正しかった」「あのように指摘を受けたけど、自分はこう思う」など考えを整理することができます。最近自分のプレーがうまくいっていないときなどは、サッカーノートに思っていることを書くことで考えが整理できるためおすすめです。

自身の成長を感じるきっかけになる

サッカーノートを継続して書いていくと、自分自身の成長を感じることができます。例えば、過去のノートを読み返すと「こんなことで悩んでいたのか」と感じることがあるかもしれません。今の自分にとっては当たり前のことでも、過去の自分にとっては大きな悩みだったことは少なくないはずです。このとき、自分自身の成長を実感できるでしょう。

サッカーノートの書き方

ここからは、サッカーノートの書き方について解説します。ノートの書き方に関しては、特定の正解があるわけではありません。ここで紹介するのは、あくまでも書き方の一例なので、参考にしてみてください。

目標を書く

小学生、特に低学年となると練習や試合で気づいたことを書くのは簡単ではありません。そのため、まずは目標を書くことをおすすめします。目標の内容は自由ですが、できるだけ具体的に書くのがポイントです。例えば「今日の試合は頑張る」ではなく「今日の試合では1点取る」「今日の試合は失点しない」といったイメージです。目標が具体的であれば、あとから振り返ったときにそれが達成できたのかどうかの判断もやりやすくなります。

また目標は、1日、1週間、1ヶ月、1年など様々なスパンで設定できるので、それぞれの目標を設定してもいいでしょう。

練習メニューを書く

その日行った練習メニューを書くのもおすすめです。可能であれば、何を目的とした練習だったのか、その練習を上手くすることができたのかといったこともサッカーノートに書いておくと、自分の中の課題も明確になります。また、次同じ練習を行ったときに前回との比較もできるでしょう。

その日受けたアドバイスや指摘を書く

コーチやチームメイトのアドバイスや指摘をノートに記録することも重要です。アドバイスを受けた場合、受けた瞬間は覚えているものの、次の日には忘れてしまう子どもも少なくありません。アドバイスや指摘は自分の課題につながるものなので、忘れないようにノートに記録しておきましょう。

できたこと・できなかったことを書く

その日の練習や試合でできたこと、できなかったことを記録しておくと、自分自身の課題が見えきます。とはいっても、小学生だとそこまで細かくは書けないかもしれません。そういった時は「シュートを外した」「パスができた」など簡単なことでも構いません。また「コーチの話を聞いていなかった」などプレーに直接関係していないことでもOKです。試合や練習のたびに記録を残しておくことで、できたことは継続してできているか、できなかったことは克服できているか、がわかるようになります。

サッカーノートを書く時のポイント

低学年の子どもサッカーノートを書くときのもっとも大切なポイントは、保護者が書くことを強制しないことです。サッカーノートは自分の意思で書くことが重要です。書かされているノートは後で読み返しても、あまり役に立たないでしょう。また、保護者が書くことを強制すると、子どもはサッカーが嫌いになる恐れもあります。保護者は、子どもにノートの存在を教えたら、あとは見守るようにしましょう。

低学年にもおすすめのサッカーノート

10年以上にわたり少年サッカーの現場に関わってきたサカイクでは、「サカイクサッカーノート」をつくりました。
サッカーノートはさまざまな種類が販売されていますが、低学年などの子供には書きにくいものもあります。サカイクサッカーノートは、質問に答えるだけでノートを書ける仕組みとなっているため、サッカーノート初心者でも書きやすくなっています。また、1日10分程度で書けることから、無理なく継続できるでしょう。ノートに書くことで自分の状況を客観的に分析・整理でき、言語化することができます。そうすることで、子供自身の考える力や伝える力を育むことができるでしょう。

サッカーノートを書きたいものの、何を書けばいいのかわからない、どう書けばいいのかわからない、といった人におすすめのノートです。

まとめ

今回は、サッカーノートの書き方について解説しました。サッカーノートは日々の練習、試合の記録を残していくことで、自分自身の課題が明確になるほか、自身の成長の記録にもなります。自分の考えや現状を整理するためにも、おすすめのツールだといえます。特定の書き方はないので、無理のない範囲でノートを書き始めてみてはいかがでしょうか。

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