親子でチャレンジ

2010年12月16日

【前編】イタリアに学ぶ! サッカー選手の身体の動かし方

■チャレンジ02 片足バランスキック

ルール
1人が片足をあげた状態でスタンバイし、もう1人が手でボールを投げます。キッカーは片足をあげたまま、飛んできたボールをインサイドキックで返します。他にも、キッカーは『ジャンプして着地後、キックをする』『後ろから走ってきて、片足で止まってキックをする』など、動き方を工夫してトライしてみましょう。

解説
これはステップ2の『自分の体とボールをコントロールする』練習です。片足をあげることで、バランスの崩れた状態を作ります。その態勢で、どうすればバランスを崩さずにボールを扱うことができるのか。また、崩れたバランスを素早く取り戻してボールを扱うにはどうすればいいのか。さらには、崩れた状態でいかにボールを扱うかなど、様々な感覚を体験してみてください。ポイントは『バランスを崩した状態からのリカバリー』と『バランスを崩させないために体をキープすること』です。試合中、バランスを崩した状態でボールが飛んでくることもあります。実戦をイメージして、練習してみてください。

井田征次郎コーチ//
2005年にイタリアへ渡り、ペルージャのU-16アシスタントコーチ、トレーナーアシスタントを務める。SEMONTE(セリエE)のアシスタントコーチ、ACミラン・アカデミーのスクールコーチを経て帰国。
Blog(PC版) http://www.plus-blog.sportsnavi.com/idalia_calcio/

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