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知ってるようで知らない!正しいサッカーシューズの選び方

正しいシューズ選びは"かかと"から!つま先トントンの落とし穴

2015年12月11日

「靴は足に合うものを履きましょう」どの年代でも、どんな靴にも言えることですが、足に合うとはどういうことなのでしょうか。特に子どもの靴の場合、目で確認ができない上、わが子の「合っているよ」はあまりあてになりません。そこで、足に合うシューズの選び方を、子ども向けサッカーシューズの開発に携わるアディダス ジャパン(株)の 商品企画担当の山口智久さんとリテールMD担当の米良善典さんに教えていただきました。(取材・文 前田陽子)
 
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<<前回記事:足にフィットする靴とは? 正しいシューズを選ぶ3つの基準
 

■かかとがぴったりすることが何よりも重要

シューズのサイズを確認するときのチェックポイントは、つま先部分と曲がる部分、かかとの3か所。まずはかかとを合わせます。シューズが大きいか小さいかの判断はかかとが合っていないとできないほど、かかとがぴったりしていることが大切です。つま先をトントンと詰めて履いて、「余っていないしきつすぎないから合っている」と判断する人が多くいますが、それは間違った試しかたです。
 
人は走るときにかかとから着地をして、つま先で地面を蹴ります。かかとに緩みがあると、着地をしたときに足がかかと側にずれ込み、つま先にその分の緩みが生まれます。サッカーでこの現象が起こると、シューズの正しい位置でボールをつかむことができず、地面を蹴ってしまったり、ボールをコントロールすることが難しくなります。
 
まずはかかとをしっかりと合わせること。かかとをトントンと合わせたはずなのにかかとが脱げてしまう、どこかが当たるような感じがしたら、そのシューズは足に合っていないということになります。かかとに緩みは必要ありません。
 

■シューズの中で足の指は上下に動いてOK

かかとがしっかりと合うシューズが見つかったら、つま先や幅などを確認します。つま先は5~8㎜の緩みがあれば適正サイズ。足を入れた状態でつま先部分を押してみて、中敷きに触る感触があるようなら大きすぎです。アッパーの皮は動くけれど、足の指に手の指がぶつかって中敷きまでは到達しないのなら、それがちょうどいい大きさになります。また、足の幅が一番広い、屈曲部分があっているかどうかを確認してください。軽さや柔らかさを追求してグニャグニャと曲がるシューズは理想的とは言えません。シューズを履く前に手で曲げてみたり、実際に足を入れてみて違和感がないかどうかを確認すること。かかと、つま先、屈曲部分の3か所を確認して、すべて問題がなければサイズの合っているシューズと言えます。足が左右に動いてしまうようでは大きすぎるのですが、指先がシューズの中で上下に動かせる程度の余裕は必要です。
 
左右の足のサイズが異なる子もたくさんいます。そんなときは大きい方の足に合わせるようになります。ためし履きは片方ではなく、必ず両足で試すこと。その際、紐もきちんとしめることも忘れてはいけません。
 
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左がショップ担当の米良善典、右がサッカーシューズの開発に携わる山口智久さん
 

■シューズのサイズの差がプレーの差になる

サッカーをする上で大きすぎる、小さすぎるシューズはNGです。「子どもの足はすぐに大きくなるからと大きめのサイズを選ぶ」という話をよく聞きますが、大きくなるといっても半年に5㎜程度です。適正サイズでカバーできる範囲なので、それ以上大きなシューズを用意する必要はありません。
 
試しに子どもたちにボールを蹴らせてみてください。地面が大きくえぐれるようなら、ボールではなく地面を蹴っている証拠。そうなるのは、大きすぎるシューズを履いていることが原因です。地面を蹴ることは、足に悪いことだと子どもにもわかるので、そうすると自然と地面を蹴らないように、足を寝かせて蹴る、ボールの上の方を蹴るようになります。そんな蹴り方がクセになってしまうと、ボールを正しく蹴る技術を身に付けることができません。
 
U-12という、もっとも技術を吸収できる年代でこれはとてももったいないこと。サイズのあったシューズをつねに履いていたら、海外選手のようなパンチのあるキックや、飛距離のあるボールを蹴れるようになるかもしれないのです。
 
また、地面を蹴ってしまうとつま先部分の皮の消耗も早くなります。その結果、短期間でシューズを買い替えることにもなります。高価だと感じても、高機能できちんとしたサイズのシューズを購入するほうが安上がりになるかもしれません。
 

■シューズの買い替えのタイミングは?

お気に入りだから、高価なシューズだったからと、サイズが小さくなっても履き続けるのもよくありません。つま先部分を押してみて、皮はほとんど動かず、触った時点で足の指にふれるようなら、サイズが小さくなった証拠。買い替える必要があります。また、つま先部分の皮が擦り切れたり、穴が開いたり、摩耗して色が変わってきているようなら買い換えましょう。ソールのポイントがほとんどフラットになった場合も買い換えの目安。練習量にもよりますが、半年ほど経過したら減り具合を確認してください。
 
また、練習や試合から帰宅したら、袋から出して紐をほどいて玄関に出しておくなどのケアは欠かさずに。通気も良くなり、蒸れによる素材の劣化を防ぐことにもなり、これをするだけでもシューズの持ちがよくなります。子どものベストなパフォーマンスのために、親がシューズの状態を確認することを心がけてください。
 

■シューズの購入は、知識豊富なスタッフのいる店で

小学生は体も足も成長段階なので、シューズを購入する際は必ずショップに行き、ためし履きをすること。ショップを選ぶ際には、サッカーにもシューズにも詳しいスタッフのいる店舗を選びます。子どもといえども、サッカー歴や練習の頻度、目指すプレースタイルなどによって、シューズを選ぶポイントが変わってきます。気軽にスタッフに声をかけ、どのシューズがわが子に合うのか相談しましょう。サッカー専門店やブランドショップなら、その豊富な知識でベストな一足を選ぶことができるはずです。
 
 

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取材・文 前田陽子

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