「寒い季節は、どんな防寒対策がいいの︖」Jクラブフィジカルコーチとウェアの専門家が、保護者のお悩みにお答えします！

公開：2023年10月31日　更新：2023年12月13日

サカイク10か条

サッカーは屋外で行うスポーツです。春夏秋冬、それぞれの季節に適したウェアが必要になります。

サッカーを始めたばかりのお子さんをお持ちの保護者の中には、「それぞれの季節で、どんなウェアを着させたらいいの？」というお悩みをお持ちの方も多いようです。

そこで今回は「これから訪れる冬に向けて、どんなウェアを着て防寒すればいいの？」というお悩みに、Jクラブのコンディショニングコーチを長く務めた、谷真一郎さんと、アンブロの担当者（以下、担当）に教えてもらいました。

寒さが本格化する秋冬シーズン、どのような防寒対策をすればいいのか。ぜひ参考にしてみてください！

■保護者が気になる「子どもの寒さ対策」

座談会に参加してくれたのは、小学１年生のヒヨク君ママと小学２年生のジョウタロウ君ママ。谷さんは緊張するお二人を笑顔で出迎え、座談会がスタートしました。

谷：サッカーを始めたばかりの親御さんは、質問・疑問もたくさんあると思います。本日は、そんな日頃のお悩みをご相談ください。

A、B：ありがとうございます。今日は楽しみにして来ました。

谷：用具に関して、深く説明してもらうために、アンブロ商品担当さんにも来ていただきました。

担当：よろしくお願いします！

谷：では、早速はじめましょう。まず、どんな悩みや疑問をお持ちですか？

「これから冬が本格化しますが、寒さ対策が気になります」
「わたしも同じです」
「親としては、子どもが寒くないように、（スポーツ用ではない）温かいインナーを着せていたのですが、汗をかくと嫌がります。外は寒いけど、運動していると汗をかくので、体温調節が難しいんですよね」
「サッカーをしているときもそうですが、練習や試合が終わって、家に帰るときに、どれだけ厚着をした方がいいのかも悩みます。ベンチコートを着せるのも大げさなような気がして...。」

谷：サッカーをすると汗をかくので、着替えを用意するのがベストですが、荷物が多くなってしまうので、それも難しいですよね。とくにお子さんの場合、荷物をたくさん持って歩くのも大変です。

■汗を逃し、快適さを保つウェア

担当：サッカーの行き帰りや寒い時期の練習時に着用するアウターでおすすめなのが『UMBROはじめてウーブンジャケット＆パンツ』です。はっ水・防風機能を持ったジャンパーなので水を弾き、冷たい風を防いでくれます。

谷：僕は似たようなデザインのものを着用して指導していますが、汗でべたつきません。裏地のメッシュがすごくいいんですよ。

担当：ウィンドブレーカーでよくあるのが、メッシュの幅が大きく、裏地が緩めに作られているもの。『UMBROはじめてウーブンジャケット』は、袖口から裏地が出てこない作りになっています。

「ほんとだ！」
「脱ぎ着するときに、引っかかることがないんですね。」

担当：そうなんです。お子さんのストレスにならないように工夫しています。

谷：これなら、練習中に素早く脱いだり、着たりできるので、寒いときはもちろん、運動をして体が熱くなったら、お子さんひとりですぐに脱ぐことができますね。

担当：おっしゃるとおりです。『UMBROはじめてウーブンジャケット』は裏地の工夫だけではなく、リフレクターをつけることで、夜の暗いところでの視認性を良くしています。

谷：自転車で練習に来る子も多いので、夜道での視認性が高まりますね。

■子どもがひとりで脱ぎ着しやすい工夫

担当：ジャケットのフロントジップも工夫しています。お子さんがひとりで脱ぎ着するときに、苦労するのがジップの上げ下げです。

「それはありますね。」

担当：お子さんがひとりでジップを上げ下げできるように、ガイドするパーツが大きくなっているんです。

「へぇ、すごい！」
「開け締めしやすいですね！」

谷：これは、大人でもありがたいかもしれない（笑）

「このジップは子どもに優しいですね。脱ぎ着しやすい。」

担当：しかもジップが首に当たっても、痛くないようになっています。

「アンブロさんすごい！感動しました。」
「本当に子どものことを考えて作ってくれているんですね。ありがたいです。」

谷：子ども用の日除け帽子を最初に作ったのもアンブロさんですし、子どもが安全に楽しく、快適にサッカーをするための用具を作ってくれているので、僕も長年、頼りにさせてもらっています。また、違和感があると、そちらに意識が行ってしまい、トレーニングの集中がそがれることがあります。そうならないために、素材や形状にこだわっていただくといいのかなと思います。