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インタビュー

この体つきではプロになれない。逆境をはねのけたカカの少年時代(2/2)

2011年3月23日

世界中の様々なスター達はどんな幼少期、少年時代を過ごしたのでしょう。彼らの知られざる一面や苦労、努力の一端に触れるこの連載。今回は、ブラジルのスター、カカ(レアル・マドリード/スペイン)のストーリー後編です。

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photo/AFLO

サンパウロFC(ブラジル)のジュニアチームで順調に成長しているかに思えたカカが抱えていた大きな問題。それは、骨の成長遅延というものでした。

カカは当時をこう振り返ります。 「11歳になっても痩せっぽちで小さくて、9歳くらいにしか見えなかったよ。両親も、このままちゃんと成長していけるか心配していたんだ」

テクニックには秀でていたものの、このままの体つきではプロになれない。同年代の子供たちに比べて骨格の発達が遅く、痩せていたカカを救ったのはクラブの存在でした。カカの将来に光るものを感じていたサンパウロFCは、チームドクター、栄養士、物理療法士、フィジカルコーチなどを集めてチームを組み、カカの成長を促進するプロジェクトを実施します。 両親が体格に恵まれていたこともあり、チームのメンバーはカカの体格を変えることができると望みを持っていたのです。この頃、すでにプロサッカー選手になりたいという決意を固めていたカカは、プロジェクトチームの指示を守ってトレーニングに励み、日々の食事もアドバイスに従っていたそうです。

成果が少しずつ現れはじめ、筋肉、骨格に発達が見られたのは、カカが14~5才になった頃のこと。28才になった今のカカは身長185㎝、体重82㎏と、過去の出来事がなかったかのようにがっしりとした体格をしています。 それは少年時代、カカが周囲のサポートを受けながら肉体改造に取り組んだ努力の結晶といえるでしょう。当時の経験がなければ、ストライドの大きな高速ドリブルでピッチを駆け、相手ゴールを陥れる現在のプレーは見られなかったかもしれません。

信心深いことで知られるカカは、ゴールを決めた後、天を仰いで神への感謝を示します。きっとそこには、神様だけでなく、彼をサポートしてきた家族や古巣サンパウロFCのスタッフへの感謝も込められているのでしょう。

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