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親子でチャレンジ

息子のトレーナーになれる! 素人でも1日10分で効果を出せるマッサージとは

2015年1月 9日

読者のみなさんは、熱心にプレーする自分の子どもの姿をみて、「この子になにをしてあげられるだろう」とつねに考えているのではないでしょうか。
 
一緒に練習したり、栄養バランスを考えた食事をつくったり、ときにはサッカーで疲れている子どもの身体を労わり、マッサージを施すこともあるかもしれません。
 
「トレーナーのように疲れを和らげてあげることはできないけど、やらないよりはやってあげたほうがいいだろう」
 
そのような気持ちでマッサージをし、翌日の試合で子どもが活躍したら喜びもひとしおでしょう。
 
しかし、そこには思わぬ落とし穴があるかもしれません。
 
4年前の女子W杯優勝メンバー、澤穂希や川澄奈穂美も所属するINAC神戸レオネッサにて施術経験を持つセラピスト下川路さやかさんは言います。
 
「小学生年代のサッカー少年を子に持つお父さんお母さんは、子育てにとても熱心な印象を受けます。子どもになにかしてあげたくてマッサージをするケースがありますが、指圧が強かったり、間違ったやり方をしてしまうと筋肉が硬くなってしまい、逆効果になってしまう恐れがあります」
 
では、わたしたち親は、子どもにマッサージをしない方が良いのでしょうか? 下川路さんは続けます。「お父さんお母さんが正しいマッサージを行えれば、子どもの身体の緊張を和らげ、ケガの予防にもつながります。お父さんお母さんも簡単に覚えることができるマッサージ方法を、ぜひご家庭で試してみてください」
 
今回は、医学的知識を持たないお父さんお母さんでも、一日10分で子どもの疲れをとってあげることができるマッサージ法をご紹介します。
 
IMG_1228_s.jpg
取材・文 出川啓太(サカイク編集部) 撮影協力:キャラアロマテラピースクール シンキングサッカースクール
 

■お父さんお母さんがマッサージをするメリットとデメリット

具体的なマッサージ方法の前に、最低限のマッサージの特性を理解しておく必要があります。まずは、痛みを感じるほどの強さでマッサージすることのデメリットについて下川路さんに解説してもらいましょう。
 
「痛みを与えると、筋肉が緊張してしまいます。緊張するということは硬くなるということ。トリガーポイントなど、プロのトレーナーやマッサージ師は、痛みを与えても効果の出るポイントを心得ています。そういった心得をもたない人でもできるマッサージはあります」
 
つまり、痛みを与えずにやわらかい筋肉を触るマッサージ。練習や試合をすると身体が硬くなることもあります。お父さんお母さんにできることは、そのように蓄積されていく疲れや身体の硬さを和らげてあげることです。
 
「スキャモンの発達曲線を見るとわかりますが、10歳~12歳の間は神経系が発達します。けれど筋肉の発達は大人の半分程度です。さらに、これは個人差もありますが、10歳ころから突入する第二次成長期になると、骨が急速に成長します」
 
オスグッドやシンスプリントなどのスポーツ障害は、成長期に多く起こります。これは、骨の成長に筋肉の成長が追いつかないことで起こります。
 
「骨の成長についていけない筋肉を、練習や筋トレで過度に負荷をかけて硬くしてしまう。その硬くなった筋肉でさらにトレーニングをするので、さらに硬くなってしまう。それを和らげてあげることで、ケガや成長痛の予防になります」
 
また、下川路さんは身体をケアすること以外にもメリットがあると言います。
 
「親子間のコミュニケーションにもなります。お母さんは子どもに触れることで気持ちを落ち着かせるホルモンが出ます。また、痛くないマッサージなので、子どもが『またやって』と近づいてきてくれます」
 
それでは、具体的なマッサージ方法をご紹介していきましょう。
 

■その1:お尻のマッサージ

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お尻の筋肉が硬まってしまうと骨盤が後傾してしまい、腰痛やそのほかのケガの原因となってしまいます。お尻周りのマッサージのポイントは、仙骨と大転子の間の筋肉を揺らすように触ること。手のひらの手首に近い面を使い、筋肉の末端から徐々にほぐしていくと効果的です。力まかせに押すのではなく、自分の体重をうまく乗せることが疲れないコツです。
 

■その2:アキレスけん周辺のマッサージ

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アキレス健を押すと痛いので、アキレス健を押さないように、真ん中の盛り上がっているか所ではなく、そのわきの少し溝になっている部分をかかとの方から上に押し上げてあげましょう。両手の親指でアキレス健を挟み筋肉を伸ばしていくイメージです。アキレス健は疲れが溜まりやすく筋肉が収縮しやすい個所なので、うまくできれば、子どもはとても喜んでくれるでしょう。
 
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