「ふつうのサッカー選手であること」に満足しない男、槙野智章がつづる人生論的バイオグラフィ。
少年時代からサンフレッチェ広島でのプロデビュー、ドイツでの挑戦、浦和レッズでのプレーなど、これまでの歩みを振り返りながら、真骨頂とも言える「積極果敢な姿勢」や「挑戦する気持ち」をいかにして維持し、夢に向かって走り続けてきたのかを語っていきます。同時に、自分らしさの活かし方や前向きな考え方の秘訣も解説します。
僕たちの「気持ち」にも引力がある。
「試合に勝つ」「この大会で優勝する」 「プロのサッカー選手になる」
といった目標を立てたら、
それを自分のほうに引き寄せるために、気持ちを強く持たなくちゃいけない。
「是が非でもそれを 実現したい」という気持ちが強ければ強いほど、
大きな目標が自分のほうに近づいてくる。
そうやって努力を続ければ、必ず最後は目標を手中に収めることができるということだ。(本書より)
本書で明かされるそのポジティブな哲学は、時に停滞してしまう日常をプラスに変えてくれるもの。浦和レッズファンやサッカー小僧まで、人生を謳歌したいすべての人々の必読書となっています。
<内容紹介>
●ジュニアユースでぶつかった壁
●「ゴリさん」との出会い
● あいつは天才、オレはヘタクソ
●「勢い」と「ノリ」の男、森脇君
●「8番目のセンターバック」
●「サンフレッチェ劇場」の意味と意義
●「後ろ向きPK」をやる理由
●ロッカーを整理して海外移籍へ
●気持ちで引き寄せたドイツ移籍
●浦和レッズを変えるために
●厳しさを持ってレッズを常勝軍団に
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