- サカイク
- サッカー練習メニュー
- 実践に近い形で攻撃を構築! 水戸ホーリーホックJYが取り組む、GKも合わせて、グループで共通認識を持つTR
サッカー練習メニュー
実践に近い形で攻撃を構築! 水戸ホーリーホックJYが取り組む、GKも合わせて、グループで共通認識を持つTR
公開:2026年2月 2日
サッカーの指導が学べる動画配信サービス「COACH UNITED ACADEMY」では、強豪チームや豊富な実績を持つ指導者によるトレーニング動画や、指導していく中で必見な理論や情報を配信中だ。
今回は前編に続き、水戸ホーリーホックのジュニアユースで監督を務める大槻邦雄氏によるトレーニングを紹介する。
後編では、ゴールキーパーの攻撃参加も重視し、ビルドアップにおける関わり方から、ゲームでの判断基準まで、実戦的な攻撃の構築を学んでいく。(文・鈴木智之)

GKのポジショニングとシュート対応
COACH UNITED ACADEMY動画、後編のテーマは「攻撃の基本となる戦術理解!GKも合わせて、グループで共通認識を持つ」。
最初のトレーニングは、ゴールキーパーのポジショニングとシュート対応。ボールの移動中にゴールキーパーがニアポストやPKマークなどの基準点をチェックし、正確なポジションを取る練習だ。

角悠太GKコーチは「ボールに誰も触っていない時間にニアポストをチェックして、ポジションを取りましょう」と指示。ボールが移動している間は、シュートを打たれるリスクが低いため、その瞬間を利用してポジションを確認することの重要性を強調した。
フィールドプレーヤーに対しても「ファーストタッチをいいところに置きましょう。タッチが体に対してまっすぐすぎると、ファーにしか蹴れない。ニアにもファーにも蹴り分けることができるように、ファーストタッチを意識してコントロールする」とアドバイスし、シュートの選択肢を広げるための技術を指導していった。
GKのビルドアップへの関わり
続いては、ゴールキーパーのビルドアップへの関わり方を練習。3つのミニゴールを設置し、それぞれが右センターバック、左センターバック、ボランチをイメージした配置となっている。

角コーチは「センターバックが真っ直ぐ落ちてきてしまうと、リターンパスでプレッシャーを受けて、キーパーの選択肢が1つになってしまう。次のパスが狙われないように、味方に斜めに落ちてもらい、キーパーは相手の間を覗けるポジションを取りましょう」と説明。
また、逆サイドからのプレッシャーがある状況では、右足でプレーするキーパーの場合、さらに角度を開き、相手と距離がある中でパスを出せる状況を作ることをデモンストレーション。
その他にも、状況に応じた技術と判断を解説しているので、ぜひ「COACH UNITED ACADEMY」動画を確認してほしい。
4対4+GKで実践的な攻撃を構築
続いては4対4+GKのゲーム形式でトレーニング。ゴールキーパーがフリーマンとして攻撃に参加し、フィールドプレーヤーには「幅と深さ」「頂点」を意識したポジショニングが求められる。

大槻監督は「ゴールキーパーがフリーです。守るだけじゃなくて攻撃の選手としてトップを意識しながら、相手が中を閉じたらサイドから展開しましょう」と、攻撃の優先順位を明確にしていった。
トレーニング中は、「ゴールキーパーからスタートして、自分がフリーだったらオープンにコントロール(前方にボールが蹴れるコントロール)をして、前方にボールを入れることを意識しましょう。前方を塞がれたら、内側にドリブルで入っていきながら、ゴールを常に意識してプレーすること」と、ゴールへの意識を強調。

また、「動き出しのタイミング」についても説明。「ボールを持っている選手がフリーで、前を向いて何でもできる状態の時にアクションしてほしい。スイッチが入るのは、ボールホルダーの顔が上がって、何でもできる状態のとき」と、タイミングの重要性を伝えた。
ゲーム形式で熱のこもった指導
最後は「7対7+GK」。2-3-2の形で実施し、サイドの選手と中盤、フォワードでダイヤモンド型を作る。

大槻監督は「ヒシ型が2つあるような形になる。中盤の真ん中の選手は両方の頂点になる」と説明したうえで、「サイドの選手が攻撃の起点で、攻撃に変化を付けて相手のシステムを壊していかなきゃいけない」と、サイドプレーヤーの重要性を強調した。
具体的には「サイドの選手は、高いところで受けるのか、下りていって前を向くのかで相手の状況が大きく変わってくる。相手の変化を見る上でもサイドの選手は重要。」とサイドの動きから数的優位を作り出す方法を解説。

他にも、戦術ボードを使い、詳細に動きを説明している様子も収録されている。このリアリティはCOACH UNITED ACADEMY動画ならではなので、ぜひ動画を最後まで視聴し、日々のトレーニングに役立ててほしい。
【講師】大槻邦雄/
三菱養和サッカークラブジュニアユース、ユースを経て国士舘大学サッカー部でプレー。卒業後、JFLなどでプレーし、選手生活と並行して国士舘大学大学院スポーツシステム研究科を修了。2006年より三菱養和サッカースクールで本格的に指導者としてのキャリアをスタートさせ、各年代で全国大会を経験。クラブとしての実績を残すとともに、相馬勇記(町田ゼルビア)、望月ヘンリー海輝(町田セルビア)、中村敬斗(スタッド・ランス)など、述べ20人以上のプロサッカー選手の指導に関わった。2025年度は水戸ホーリーホックジュニアユース監督として、県リーグであった同チームを関東リーグ昇格に導いた。保護者を含めた多角的なアプローチで選手を育成するスペシャリストとして定評がある。
募集中サカイクイベント
サッカー練習メニューコンテンツ一覧へ(624件)
コメント
- サカイク
- サッカー練習メニュー
- 実践に近い形で攻撃を構築! 水戸ホーリーホックJYが取り組む、GKも合わせて、グループで共通認識を持つTR