練習メニュー

2020年5月25日

サッカートレーナーが教える姿勢の崩れや骨盤の歪みの原因にもなる股関節内転筋を伸ばすストレッチ

緊急事態宣言が解除された地域から学校の分散登校などが始まっているかと思います。地域の状況を確認しながらサッカーのチーム活動なども再開していくかと思いますが、長期休暇で運動不足が心配な親御さんもいるでしょう。

チームとしてもケガのリスクなどを考え、いきなり高負荷のトレーニングを行うことはないと思いますが、ケガ予防のために家でできることがあります。

これまで、運動したくても中々外に出れず「体を動かしたい」という気持ちを制御するのが難しい子どもたちに、少しでも笑顔になってもらえるように、家でどんなトレーニングを行えばいいか、選手たちからの意見を基にした動画を紹介してくれたジェフユナイテッド千葉・市原レディースや暁星国際女子サッカー部に帯同するアスレティックトレーナーの大橋優花さんが、今回は自宅でできるストレッチを教えてくれました。

最終回となる今回は、骨盤の歪みや姿勢が崩れる原因にもなる股関節内転筋を伸ばすストレッチを紹介します。

サッカーでけが予防のリスクを減らすためにも、正しい姿勢は大事であり、それを実現するためにも股関節周りの柔軟性を上げることは重要なことなのです。

股関節内転筋が硬いとその周辺の筋肉にも影響を与え、骨盤の歪みからくる姿勢の崩れなどにつながります。また、内転筋を含む足の内側の筋肉は身体を支えるために重要な機能を果たしますので、当たり負けしない強い身体になりたい子はぜひやってみてください。

 

大橋優花(おおはし・ゆうか)
アスレティックトレーナー、健康運動指導士、柔道整復師、サッカー・フットサルC級指導者
帯同チーム:ジェフユナイテッド市原・千葉レディース、暁星国際女子サッカー部
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