チビリンピックのサッカー競技「JA全農杯全国小学生選抜サッカー大会」が5月3日から5日の日程で開催されました。

日産スタジアムで行われた5日に行われた決勝のカードは、関東代表の柏レイソルU-12と九州代表のサガン鳥栖U-12 。大会スペシャルゲストの中村憲剛さんが解説を務めました。

試合は第二ピリオドにお互い1点ずつ獲得するも、その後はスコアが動かず1－1で延長戦に突入。延長戦でも互いに惜しい場面はありましたが、GKの素晴らしい反応に阻まれ得点ならず。

トータルスコア1－1でPK戦での決着となり、3－2で柏レイソルU-12が優勝チームとなりました。

攻守にわたって高いレベルでの攻防に、中村憲剛さんも閉会後のインタビューで「正直びっくりした」と驚きを隠せない表情でコメント。そして「両チーム優勝にしてあげたい」との本音も......。

「プロの試合より解説が難しかった」とのことですが、選手時代、卓越した技術とサッカー脳を持つと認識されている中村憲剛さんの目から見ても「もう、すごくハイレベル。まだ5月なのに仕上がっている」と驚嘆するほどのクオリティーだったと称賛。

憲剛さんは両チームの印象を「個の力もチームでの動きもちゃんとできていた。小学生だからまだ伸びしろはあるし、（両チーム出場を目指すであろう）全小が楽しみ」と語り、期待を寄せるとともに、「観戦していた子どもたちも、同じ学年のすごいところを見て、自分はどうするべきか目で盗めばいい。この大会をきっかけにしてくれたら」と語りました。

今大会が初めてのチビリンピックとなる憲剛さんは、サッカー以外にも、餅つき大会やミニマラソンの応援などいくつものイベントに参加し、子どもたちと交流。

多忙な1日でしたが、子どもたちの純粋な情熱と頑張る姿を目の当たりにして新鮮な気持ちになったと語り、「私自身、今日一日楽しめました」と笑顔を見せてくれました。

中村憲剛さんが解説を務めた決勝戦の動画はこちら＞＞

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