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2018年5月15日

元バルサのルイス・ガルシアが日本の子どもたちにクリニックを開催

5月8日にFCバルセロナスクール葛飾校で、『バルサレジェンド サッカークリニック in 葛飾』が開催されました。

■「日本の子どもはスペインの同年代より上手いかも」

このクリニックは、FC バルセロナのOB選手を招き、トップチームが行っているトレーニングと同等の内容にチャレンジするというもの。バルサレジェンドとして参加したのは、ルイス・ガルシアさん。バルセロナのアカデミー出身のアタッカーで、スペイン代表としても活躍。リバプール在籍時代にはチャンピオンズリーグ優勝も成し遂げるなど、輝かしいキャリアを過ごした、まさにワールドクラスの選手でした。

あいにくの雨の中でのクリニックとなりましたが、ルイス・ガルシアさんは寒さをものともせずに、短パン姿でプレー。子ども達と一緒に"ロンド"をしたり、ミニサッカーでは巧みなボールタッチや絶妙なダイレクトパスを何本も供給するなど、一流の技を披露してくれました。

子ども達はそのプレーに感嘆の声を上げる一方、ルイス・ガルシアさんに対して懸命にボールを奪いに行くなどチャレンジし、寒さを感じさせない熱いプレーを見せていました。

クリニック終了後に取材に応じたルイス・ガルシアさんは「子どもたちは非常に吸収力が高いと思いましたし、一緒にプレーできて楽しかったです」と感想を語りました。

スペインと日本の子どもたちの違いを尋ねると「日本でアプローチする部分とスペインでアプローチする部分とでは違うので、比較するのは難しいですが、ボールの扱い方が非常に上手いと感じました。同じ年代のスペインの子どもと比べても上手いかもしれないですね」と、技術の高さに驚いていました。

およそ2時間のクリニックでしたが、世界のトップレベルの技に触れ、子どもたちにとってはかけがえのない時間となったことは間違いないでしょう。

なお今回のクリニックは、FCバルセロナのメイングローバルパートナーおよびオフィシャルノベーション&エンターテインメントパートナーである『楽天』がFCバルセロナスクールとのスポンサー契約を締結した記念イベントも兼ねました。

このパートーナー契約を通じて、バルサアカデミーのさらなる認知拡大と、バルサスクールで学ぶ子どもたちのレベルアップに貢献します。

そして、日本の3校のアカデミーから2名ずつ計6名がバルセロナで行われるサマーキャンプ「ラ・マシアキャンプ」に参加できるプログラム「楽天バルサアカデミーチャレンジアワード」を楽天がサポートすることも発表されました。

「ラ・マシアキャンプ」は本来世界中から選抜された子どもだけが参加できるキャンプですが、今回の契約によってもっとサッカーが上手くなりたい、世界に挑戦してみたい子どもたちに大きなチャンスが与えられることになりました。

また日本の3校を含め、世界中に40校以上を展開するバルセロナのスクールが、『バルサアカデミー』へと名称を変えることも発表されました。「バルサの10番を葛飾から!」をスローガンとする『バルサアカデミー葛飾校』では、今後も「ひとりでも多くの子ども達が、世界を肌で感じられるサッカー環境を提供していく」とし、さらなる発展を誓っています。

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