第17回アジア競技大会の女子サッカーが行われた。女子日本代表「なでしこジャパン」はグループリーグ最終節で台湾代表と対戦し、3-0で勝利した。

 

FWにケガ人が続出し、ボランチが本職の阪口を最前線で起用するという苦しい台所事情だったが、開始早々の3分に先制点を奪ったのはその阪口。ゴールライン手前の深い位置まで侵入したDF有吉の折り返しをダイレクトで蹴り込んだ。

 

32分には相手のミスからFW吉良が2点目を奪取。さらに終了間際にもコーナーキックの流れからMF川澄が綺麗なループシュートを決め3-0。危なげなく勝利した。

 

日本はグループリーグ3試合を終えて2勝1分の勝ち点7。中国代表と並んだが、第2戦で12-0と圧勝しており、この得失点差で首位通過した。次戦は26日の準々決勝、グループＡ3位のインドか、グループＣ3位の成績上位チームと対戦する。