ヤマザキナビスコカップの決勝が行われ、柏レイソルが浦和レッズを１−０でくだし、14年ぶり2度目の優勝を果たした。

 

試合は両チームとも堅い入りを見せる。柏のレアンドロ・ドミンゲス、浦和の柏木と、お互いのキープレイヤーに対して激しい守備で自由を許さない。

 

膠着した展開を動かしたのが柏FW工藤。前半終了間際の45分、DF藤田のシンプルなクロスを頭で合わせて先制点を奪取。ワンチャンスを得点につなげた。

 

後半は一進一退の攻防が続くも、得点は動かない。そして試合終了間際に浦和がチャンスを作る。カウンターを右サイドへ展開し、クロスからゴール前の混戦に。柏のクリアボールが柏木に当たり、興梠の目の前にこぼれる。これを興梠が押し込み浦和が同点に追いついた、かに見えた。しかし、柏木から興梠にこぼれた段階でオフサイドの判定。副審の秦は上がらなかったものの、リプレイで見ると明らかなオフサイドであり、主審が副審との協議の末にゴールを取り消した。

 

試合はこのまま終了し、柏の勝利。14年ぶり2度目のナビスコ制覇をかざった。

 

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