24日、UEFAチャンピオンズリーグ（欧州ＣＬ）第２戦が行われ、バルセロナはホームにチェルシーを迎えた。

 

先制点を決めたのはバルセロナだった。35分にイサーク・クエンカが中央に折り返し、最後はセルヒオ・ブスケスが蹴り込んだ。一方チェルシーは37分に主将のテリーが退場処分となってしまう。数的有利のバルセロナは43分にイニエスタが、ＧＫとの１対１を決め、２試合合計スコアでも逆転に成功。しかしチェルシーも前半ロスタイムにラミレスがループシュートを決め、２試合合計を２－２とする。

 

アウェーゴール有利の大会規則により、このまま終わればチェルシーが勝利となるため、後半もバルセロナは猛攻をしかける。48分にセスクが倒されてＰＫを獲得。しかし、メッシが放ったシュートはクロスバーを直撃、大きな決定機を逃してしまった。

 

そして、数的不利を耐え抜いたチェルシーにドラマが待っていた。後半ロスタイム、ＤＦからのロングパスに抜け出したフェルナンド・トーレスが決勝進出を決定づけるゴールを決める。試合はこのまま終わり、２試合合計３－２としたチェルシーが決勝進出を決めた。なお決勝戦は5月19日に行われる。

 

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