- サカイク
- サッカー上達を目指す子の親に知ってほしい 子どもを伸ばす声かけ
◆LINE登録特典ページ
子どもを伸ばしたい親必見! 家でできる強力サポート
サッカーをしている以上、上手くなってほしい、本人もプロになりたいと言っているしプロになってほしい、と思う保護者の方も多いですよね。
サッカーを頑張って"Jクラブの下部組織"や強豪チームに在籍しても、「出場機会がない子」と「伸びる子」には、大きな差があるのをご存じですか?
同じ環境で練習をしているのに、どうして差が生まれるのか――。
■大事なのは家庭での声かけ
その秘密は「家庭でのサポート」にあります。コーチやチームに任せるだけでなく、日々の声かけや関わり方が子どもの伸びしろを決定づけるのです。
たとえば試合に出られなかった時、多くの親は励まそうとして「次は頑張ろうね」と声をかけます。でも子どもにとっては「悔しい」「自分はダメだ」という感情が強く残ります。
ここで大切なのは結果を評価することではなく、その感情に寄り添うこと。「悔しかったね」「やり切れなかった気持ち、わかるよ」と共感するだけで、子どもは自分の気持ちを整理し、次の行動へとつなげやすくなるのです。
■上達には主体性が必須、親が先回りしないこと
また、親が「こうした方がいい」と先回りしてしまうと、主体は常に親になります。これでは子どもが自分で考える力を育てる機会を奪ってしまいます。
反対に「今日はどうだった?」「次はどうしたい?」と問いかけることで、主語が子どもに移り、自分で課題を見つけ、挑戦する姿勢が生まれます。
そして忘れてはならないのが「待つ姿勢」です。子どもは言葉にするのが苦手だったり、感情を整理するのに時間がかかるもの。すぐに答えを求めず、じっと待ってあげることが、自己表現の力や主体性を引き出す大きなカギになります。
つまり、子どもが本当に伸びていく家庭では、親が前に出すぎず、子どもの気持ちや考えに寄り添い、ゆっくり待つ姿勢を大切にしています。これこそが、どんな才能よりも子どもを成長させる「家庭の力」なのです。
大事なのは...
■主語が"親"ではなく"子ども"になっているか
■ネガティブな感情に"共感"できているか
■「待つ姿勢」を持てているか
出展:J下部で出場機会がない息子は13歳。中学生はまだ自分で判断できない子どもだから親はどう導けばよいか問題
- サカイク
- サッカー上達を目指す子の親に知ってほしい 子どもを伸ばす声かけ