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考え・自分で行動する力を伸ばす ~サンガつながり隊よっしぃコーチの「みんながつながり隊っ!」~

「練習は好きだけど試合は楽しくない」という子をなくすために指導者が気を付けること

公開:2018年11月15日 更新:2019年1月 9日

キーワード:つながり隊京都サンガ小学生指導楽しさ発想力福中善久

京都サンガでは「サンガに関係する全ての人々の心を明るくすると同時に、サッカーを通じて地域を振興し、連帯を深めること」を理念としています。この理念をもとに「子ども」に焦点を当て、「子どもまんなかプロジェクト」と題し、2012年から「サンガつながり隊」という活動を行っています。

これまで福中善久コーチの「エガオノミカタ」としてお送りしてきたコラムがリニューアル。よっしぃコーチの「みんながつながり隊っ!」としてお送りしますのでお楽しみに。

それでは早速第一回のコラムをどうぞ。

今年から部活や地域のクラブでサッカーを始めたお子さんや、来年、学年が一つ上がったら新たにスポーツを始めようと考えているお子さんも多いのではないでしょうか?

そこで今回は、お子さんがスポーツを始めるにあたリ、本人や保護者、指導者の方に大事にしていただきたいことをお話ししようと思います。

<<前回:どうして怖がっている相手に強いシュートを打つの? 仲間の「気持ち」が見えない子には

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スポーツは楽しむもの。自分から楽しんで取り組むのが第一です。

■「自らプレーを楽しむこと」が第一!

先日、私が訪問した小学校で質問コーナーを設けた際、子どもから「サッカーを始めたキッカケは?」という質問がありました。

答えは「野球がイヤになった時に出会ったサッカーが楽しかったから」です。小さな頃から、私は父とよくキャッチボールをしていました。最初は楽しかったのですが、そのうち父が「○回ストライクを取るまで終わらないぞ」とハードルを上げるようになってから、野球が苦痛になっていったのです。

5歳になった頃にはいかに父とのキャッチボールから逃れるかを考えるようになり、逃げる口実のために課外授業のサッカーを始めました。

それが思いのほか楽しく、サッカーをする中で人間として育ててもらい、友達もでき、現在も指導者としてサッカーと関わっています。

笑いながらプレーしていると「ふざけている」と思われるのを気にしているせいか、最近の子どもは笑顔でプレーすることが少ないような気がします。しかし、どんな時にもスポーツを楽しむことを忘れないようにしてください。

■自分の意思でプレーしよう!

「おうちの人に言われて」とかプレー中に「動け!」と言われてから動くなど、やらされて、言われてからプレーしても楽しくありません。スポーツはプレーする本人のもの。

人それぞれに得意なこと、苦手なことがあるとは思いますが、どんな時も自分のやろうとする意思のもとプレーしてください。

そうすれば、「ボールを蹴るのが苦手でも、全力で走るのが好き」というように、自分自身に対する発見がたくさんあるはず。そして、「本当の自由」の楽しさを感じられるはずです。

次ページ:練習は楽しいけど試合は楽しくないという理由

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