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U‐12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2015

「サッカーで生きたかったら何をすべきだと思う?」名門ボカ・ジュニオルスのエースを育てた母親のひと言

公開:2015年9月18日 更新:2015年9月24日

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■夢を諦めかけた息子に母親が問いかけたこと

「ジョナタンが試合に出られない時期は、家族もとても辛かった。ジョナタンもサッカーに向かう気持ちが薄れて、クラブ通いをするようになったこともあったわ」
 
目標を見失いかけたわが子。ベッティーナさんはジョナタンにこう問いかけたと言います。
 
「サッカーで生きていきたかったら何をすべきだと思う?あなたの行く道はサッカーと決めたんじゃなかったの?」
 
父親もプロサッカー選手だったカジェリ家では、サッカーを仕事にする厳しさも楽しさも家族全員がよく知っています。ベッティーナさんの問いかけは、ジョナタン少年の心を再びサッカーへと引き戻しました。
 
「ジョナタンはボカのストライカーとして活躍できるまでの選手になりました。それは彼の才能と努力によるものです。もし私が何か手助けをできたとすれば、子どもの頃やサッカーを諦めかけたときにほんの少し背中を押してあげたことくらい」
 
アルゼンチンのように男たちがサッカーに熱狂する国では、女性はサッカーの犠牲になるという話も聞きます。ベッティーナさんにそのことを聞くと、大きく首を振りながらこう話してくれました。
 

■家族で戦う!サッカーに人生を捧げるアルゼンチン人

「とんでもない。私の人生にサッカーがなかったら大変よ。私の兄はアルゼンチン代表だったし(彼女の話ではお兄さんはネストル・ファブリ、90年イタリア代表でマラドーナとともに戦ったFW!)、サッカーがなければ夫のギジェルモにも出会ってなかった。14歳の頃からギジェルモを知っているし、彼の“スパイク持ち”ってよくからかわれたわ(笑)」
 
ベッティーナさんによれば、アルゼンチンではサッカーに情熱を持った女性も少なくないそう。ここ何十年かはギジェルモ、ジョナタン、二人のカジェリ選手の応援でサッカー漬けの毎日を送っています。
 
「叫ぶし、歌うし、とにかく応援には家族で行く。アルゼンチンでは家事全般を母親がやるのが当たり前だから、そういうサポートを含めてサッカーに集中できる環境作りを心がけているの」
 
ベッティーナさんは、サッカーに人生を捧げた家族の一員として「うんざりするほどサッカーばっかりやってきた」という息子の活躍を願う一番のファン。いまも熱烈に息子をサポートする最強のサポーターは、最後に息子がプロサッカー選手になれた秘訣を教えてくれました。
 
「もちろん勉強をしなさいと口を酸っぱくして言ったし、サッカーゲームをするためのプレステを隠したことも一度や二度じゃないわ。寝ても覚めてもサッカーばかりの子だった。私も犠牲にするものはしてきたし、サポートもしてきたつもり。サッカーがなければ死んでしまうのは私も同じね。サッカーは情熱そのもの。とにかく家族で戦わないと!」
 
 

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取材・文・写真 大塚一樹

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