あなたが変われば子どもは伸びる![池上正コーチングゼミ]

2020年1月31日

まだ集中力が続かない年代の子どもたちも、みんなが楽しめる練習メニューはありませんか?

■一人でドリブルして完結していない? なるべく数人で取り組むメニューを


(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)

 

幼児の練習を見ていると、子どもがひとりでドリブルすることが多いようです。

なるべくひとりでやる練習ではなく、二人以上で取り組むメニュー設定をします。それだけで子どもたちは変わってきます。2対1もやってください。

時間については、2時間も必要ありません。1時間で十分です。

私は千葉にいるとき、すべての学齢の子どもたちに全員一緒に練習してもらう「サッカープレーパーク」を週1回、実施していました。もちろん無料です。ほとんどゲームでした。そこで、いま住んでいる大阪でもそれを始めました。

1年生から始まって中学生を入れると20人から30人です。少しずつ口コミで広がっています。

 

池上 正(いけがみ・ただし)
「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。
大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。
12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさい サッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。

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