あなたが変われば子どもは伸びる![池上正コーチングゼミ]

2019年5月17日

下手なわけじゃないけど、練習しているのに勝てない。トレーニングメニュー間違ってますか?

■練習に取り入れるおすすめのメニュー


サッカーの本質を教える指導を。(写真はイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)

ふたつめは「数的優位のメニューを増やす」ことを考えてください。

ご相談者様は「1対1」や「3対3」といった攻守が同数のメニューが多いようです。私はといえば、幼児や小学1年生から2対1をやらせています。

そこで、練習メニューを「2対1」とか「5対3」など数的優位が生まれるトレーニングにしてみてください。それを徹底的にやることで、数的優位のほうが簡単に崩せる、数的優位にすると有利になるという「サッカーの本質」を覚えさせます。

サッカーは数的優位の場面をどのくらい生み出せるのかが、重要な要素のひとつです。それがわかれば、今度は数的優位をつくるためにどうすればいいか、という次のステップに進めます。

ゲーム中に入る視野のなかに味方のほうが多いと感じたら、すっとひらめきが出てくる。

そういうことを考えながら試合ができる。

練習中のミニゲームで、得点することの重要性を教える。(ここでは「勝つ」ことにこだわるというか得点することにこだわるように育てる必要があります)

ぜひそんな選手に育ててください。

池上 正(いけがみ・ただし)
「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。
大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。
12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさい サッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。

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