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「サッカーでの経験が、学業やビジネスの世界でも役立っている」元ゴールドマン・サックス、トップビジネスマンが語るサッカーの力

公開:2016年1月22日 更新:2021年1月27日

キーワード:文武両道時国司町田ゼルビア

 
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■途中で何度負けたっていい、自分を信じ続けることが大切

「小学生年代でも結果を追求すべきではないか」と時国さんは考えます。一般的には、小学生年代というのは結果よりも育成に重点におくべき年代です。
 
「決して、毎試合つねに良い結果が出ないと駄目という意味でありません。最終的に自分の夢に到達するんだということを強く意識する、という意味です。途中で何回負けようが関係ない。ぼくが小学校の時に所属していたクラブは正直弱小で、大会に出ても一回戦負けばかり。練習試合でも負けてばかりでした。そういった環境だったからこそ、『どうすれば自分でもチームを勝たせられるのか』を必死に考えるようになりました。そのおかげで、中学以降レベルが上がった時に(時国さんはセレクションからFC町田ユース[現・FC町田ゼルビアユース]に入団)でも個性を出せる選手になれたのかなと思います」
 
また、時国さんは小学校生活の最後には、川崎市の大会でベスト8まで勝ち進んでいます。その際、大会を通してチームの全ゴールを一人で叩き出すという荒業をやってのけています。
 
「最初から強いチームにいたら、みんなに引っ張ってもらうことに甘えて、自分の個性はあまり育たなかったかもしれません」と時国さんは語ります。
 
取材を通じて、時国さんが小学生の時から明確な意志を持って一つ一つの行動、意思決定をしていたことが分かりました。それが、世界トップクラスのビジネスマンでありながら、同時に台湾代表選手としてフットサルのワールドカップ最終予選を戦うという異色の経歴を支えているのでしょう。まずは目標を立て、そこから逆算してプランを立て、毎日目的を持って練習に臨みたいですね。
 

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取材・文 内藤秀明

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