サッカー豆知識

2018年5月11日

大事なのは勝ちだけじゃない! 降格すれすれのチームをなでしこ昇格に導いた鬼才GMが目指す「スタイルのある」クラブづくり

■ジャパネットたかた社長が長崎にもたらした功績とは

昨年、一気に知名度を上げたJクラブがあります。多くの人に知られたことで、クラブの価値が高まり、良い選手が集まりだしてきています。

V・ファーレン長崎は高田社長のおかげで知名度が上がり、人気も出てきました。これから強くなるかもしれません。サッカーの実力は当然重要なのですが、良いものを知ってもらうことが大切で、伝える力、アナウンス力が必要なんです」

越智さんは『このセミナーの価値=今日の内容×35人×人数』とスライドに表示させ、こう言います。

「ここで知ったことを多くの人にシェアして、その先にいる人につなげてもらいたいと思っています。人を集めると何かが起こります。情報をシェアし、独り占めしない。人をつなげることが大切で、35人の人が聞きに来てくれていますが、ここにいるみなさんがどれだけ手をつなぐかによって、自分の人生やクラブに起こることが変わってきます」

越智さんの話はクラブ経営だけでなく、サッカークラブのあり方、ビジネスの仕方にまで応用ができるものです。今後、サッカークラブや少年団は少子化の煽りを受け、子どもの数が減少していきます。

そこで越智さんは「保護者や他のスポーツとコラボすることも大切」と話し、スポンサー獲得の際にも「一人に30万円出してもらうより、30人に1万円ずつ出してもらったほうがファンは増えます」と例を挙げるなど、様々なヒントを散りばめて話していました。

後編では、バニーズ京都SC、京都精華学園という、2つの女子チームに関わる越智さんによる「選手とのコミュニケーション術」を紹介します。

越智健一郎(おち・けんいちろう)

愛知県出身。2000年から指導者として活動をはじめ、2004年から京都精華女子高校女子サッカー部監督、2015年からバニーズ京都SC ゼネラルマネージャーを務める。

京都精華女子高校サッカー部を2013年の高校選手権で全国3位、2014年の全国インターハイで準優勝に導いた。

バニーズ京都SC
宝塚バニーズが2006年に京都へ移管された際にバニーズという名前を引き継ぎ誕生。「京都の地から世界に羽ばたく、プライド高き夢と希望のある輝く日本一のクラブチームづくりを目指す」というビジョンを掲げ、5つのモットー(1.フェア 2.礼儀正しさ 3.プロフェッショナルとしての自覚 4.ひたむきさ 5.オープンなコミュニケーションの実現)を大切に、地域で愛されるクラブを目指し活動している。
2017年の入れ替え戦に勝利しなでしこ2部に昇格。
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