U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2014特集

2014年8月29日

【U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2014】大会結果レポート2日目

 

■バルサ相手に“やり切った”諏訪FC

 
第3試合に登場したバルセロナは街クラブ枠の諏訪FCプライマリーと対戦。女子選手がスタメンに名を連ねる諏訪FCは、バルセロナに得点を許しながらも最後までプレッシャーをかけ、点差が離れても気持ちを切らすことなく懸命にボールを追いかけます。
 
「いいぞ! いまのは相手が素晴らしかっただけだ!」
「よく戻ってくれた! ありがとう」
 
諏訪FCのベンチからは途切れることなく“励まし”のコーチングが聞こえます。
 
「この試合で何かを得て、それを持ち帰ろう」
 
井川雅文監督は試合前こう声をかけて選手たちを送り出しました。最終スコアは0−9になりましたが、最後の1秒まで選手たちはバルサの選手に臆することなく戦っていました。
 
「できたことは少なかったけど、試合後にみんな悔しくて泣いていたんですね。あの姿を見たら『得るものがあったんだな』と思えました」
 
今大会から「より多くのクラブに世界を感じてほしい」と新設された街クラブ枠。バルサと試合をすることだけに満足せず、戦う姿勢を見せた諏訪FCプライマリーに、バルセロナのサンス監督も「男女問わず、あそこまで走り切るのは簡単なことではない。結果ではなく、最後まで諦めない姿勢には脱帽です」と賛辞を贈りました。
 
大会3日目はいよいよトーナメントに突入。グループAからはバルセロナ、大宮アルディージャジュニア、グループBは名古屋グランパスU-12、レジスタ、グループCからは柏レイソルと東京都U-12、グループDは東京ヴェルディジュニア、ACミランがそれぞれ準々決勝に進みました。
 
 
バルセロナのサンス監督も「明日からはミスが許されない戦い」と気を引き締めます。バルセロナの準々決勝の相手は、全少ベスト4のレジスタ。「1対1でバチバチやりたい」(レジスタ・福地監督)という街クラブ最強の刺客・レジスタがバルセロナ相手にどう戦うかは今大会のハイライトのひとつです。
 
大会3日目は9時40分、ヴェルディグラウンドでキックオフです。
 

U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2014公式サイト>>


 
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