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指導経験の浅いコーチ・低学年の指導者におすすめ!U-8年代の指導で参考にすべきトレーニング動画まとめ

公開:2021年7月16日

「サッカー指導者のためのオンラインセミナー『COACH UNITED ACADEMY』」では、指導を始めたばかりで、経験が少ない「ビギナーコーチ」向けの動画を多数配信している。なかでも、少年サッカー指導のベテラン、池上正氏とFCみやぎバルセロナで指導を続ける石垣博氏のトレーニグ動画は「初心者でもわかりやすい」と好評を博している。

そこで今回は池上氏、石垣氏の動画から「U-8、U-9など、低年齢の子どもたちを指導する際のポイント」をピックアップした。トレーニングに対する考え方、実際の練習メニューなどは、大いに参考になること間違いなし。ぜひ取り入れて、日々のトレーニングに役立てていただければと思う。(文・鈴木智之)

(※COACH UNITEDからの転載記事です。)

この内容を動画で詳しく見る

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池上正氏が提案する「U-8の指導のポイントと1日のトレーニング実演」

池上氏はU-8やU-9など、子どもたちのサッカーを指導する上で、まず大切なのが「サッカーというスポーツを理解させること」だと言う。

「サッカーはチームでするスポーツです。ひとりでやるものではなく、どうすれば仲間と協力できるかを、子どもたちに理解させることから始めましょう。そして、ゴールを決める喜びを味あわせてあげること。基礎技術ができていないと、1人1個ボールを持たせて『ドリブルから始めよう』とやりたくなりますが、サッカーの実戦に近い、ゲーム形式の中で技術と判断を磨いていきます」

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たとえばミニゴールを4つ置いて3対3をすると、左右どちらのゴールにもシュートを打てるので、たくさん点が入る。そうすると子どもたちは、サッカーが楽しくなり、「もっとやりたい!」という気持ちになる。それがU-8、U-9など、サッカーを始める段階で必要なことだという。

「3対3などの少人数でゲームをすると、みんながボールに触れることができます。私の友人のミゲル・ロドリゴ(元フットサル日本代表監督)は『1日の練習で、1人に最低1回はシュートを決めさせる』と言っていました。点をとるとうれしいので、どんどんサッカーをしたいという気持ちになるからです」

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ミニゲームでは「1人で点を取ることを考えるのではなく、チームのみんなで協力して点を取ること」についてもアプローチしていくという。

「サッカーはひとりでするものではないので、味方がいることを意識させます。『パスをしたらチャンスが広がりそう?』『味方を助けてあげたらどう?』などと問いかけながら、子どもたちに気づかせていきます」

COACH UNITED ACADEMYでは「U-8年代の選手に、すぐに実践できるトレーニング」というテーマで「トレーニングの全体像の解説とゲームの実践」「周りを見ることの重要さを知る」「2人での関係性を理解する」といった内容の動画が7本公開されている。

トレーニング動画は「団子サッカーにならないようにするにはどうするか」「協力してプレーするとはどういうことか」などにフォーカスし、「3対3 4ゴールゲーム」「パスゲーム3人1組」「2人組でのパス交換」など、ビギナーコーチに向けた内容になっている。

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1つの動画は10分程度なので、隙間時間や練習の直前にチェックすることができる。池上氏が実際に指導する様子が収録されており、必見の映像と言えるだろう。

▼池上氏の詳しいトレーニング詳細はこちら▼
U-8年代の選手がサッカーを楽しむために指導者が意識すべきトレーニングとコーチングのポイント

石垣博氏による「サッカーを始めたばかりの子どもに対する指導案」

石垣氏の動画は「サッカーを始めたばかりの、U-8年代を指導するトレーニング」が収録されている。集中が長く続かない、運動の基礎ができていない子どもたちに対して、どのようなトレーニング、声かけで上達に導いていくかがわかる内容になっている。

トレーニングはサッカー色の強いものではなく、遊びの要素が含まれたものが多く「ジャンケン鬼ごっこ(2人1組)」から始まり、「しっぽ取り鬼ごっこ」「だるまさんが転んだ」「探検脱出島」など、楽しみながらできるものばかり。

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レクレーション色の強いメニューだが、サッカーに必要な認知、判断、技術の要素が含まれており、子どもたちに対して、飽きさせない設定になっている。指導経験の浅いビギナーコーチは参考になるだろう。

石垣氏のトレーニングでも、池上氏と同様に「ゴールを決める」ことにフォーカスしたものが行われていた。「3対3(大幅ゴール)」などを通じて、サッカーの目的でもある「ゴールを決める」「ゴールを守る」部分にフォーカスし、ゴールを決める喜びを体験するなかで、サッカーを好きになってほしい。そんな想いが込められているようだ。

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石垣氏のトレーニング動画で注目してほしいのが、声かけの様子だ。子どもたちに対して、石垣氏は肯定的にポジティブな声をかけ、トレーニングを盛り上げていく。

それにより、子どもたちのやる気が高まり、集中力も増すようにも見受けられる。具体的な声かけの内容、子どもたちに対する熱量、声かけのテンションといった「トレーニングの進め方」「子どもたちの導き方」などは、動画だからこそわかることでもある。

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池上氏、石垣氏とも、短時間ながら濃密な指導風景、トレーニング内容が収録されている。「指導の引き出しを増やしたい」「子どもたちに、もっと楽しんでトレーニングをしてほしい」といった意識を持つコーチは、ぜひ動画を見ていただければと思う。明日のトレーニングに役立つ何かが、たくさん詰まっているはずだ。

▼石垣氏の詳しいトレーニング詳細はこちら▼
観て聞いて瞬時に判断する能力を身に付ける/U-8におけるサッカーを始めたばかりの子を指導する際のポイント

この内容を動画で詳しく見る

【講師】池上正/
大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。 12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさい サッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。

【講師】石垣博/
18歳から指導に携わりスポーツ少年団での監督、宮城県のU-12年代の地区トレセン・県トレセンなどでも監督を務める。ジュニアユース年代ではFC FRESCAでの監督経験を経て、2005年より現在のFCみやぎバルセロナの監督に就任し16年目を迎える(2011年からは女子チームも立ち上げる)。また、宮城県サッカー協会 指導部 サブチーフインストラクター(47FA C級D級インストラクター)も務めている。

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