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育成大国オランダがジュニア年代から5号球を使う理由【PR】

2017年9月13日

キーワード:オランダサッカーボールダービースター白井裕之

サッカーを始めるときに最初に揃えるのがスパイクとボール。スパイクについては、サイズや機能などを細かくチェックするという方も多いですが、ボールについては、当然のようにジュニア年代は4号球、中学生以降は5号球を選んでいる方がほとんどだと思います。
しかしヨーロッパでは、ジュニア年代から5号球を使うことが主流となっているそうです。それはなぜなのでしょうか?今回は、育成大国オランダのボール事情についてお話を伺いました。(取材・文:原山裕平)
 
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■6歳から5号球を使うオランダ

現在、日本の少年サッカーシーンでは、大人用よりも一回り小さい4号サイズのボールが使用されています。全日本少年サッカー大会などの大会規定にも、4号球使用が明記されているため、普段の練習でも4号球を使用するチームは多いのではないでしょうか。
しかし、中学校に上がれば、大人と同じ5号球に変わります。急に大きさが変わることで、戸惑うお子さんも多いと聞きます。
 
一方、ヨーロッパでは子どものうちから5号球を使用するのが主流となっているそうです。長く、オランダでサッカーの指導に携わり、現在は名門アヤックスでコンサルタント業務を務める傍ら、アンダーカテゴリーのオランダ代表の分析担当も担う白井裕之さんに、オランダの育成現場の現状と、少年期における5号球使用のメリットについて、話を伺いました。
 
「オランダの育成では例外を除き、6歳から19歳まですべてのカテゴリーで5号球が使われています。もちろん、チームや子どものレベルに応じて、4号球を使用する場合もありますが、基本的には大人と同じ5号サイズでトレーニング、試合を行なっています」
 なぜ、オランダでは子どものうちから5号球が使われているのか。そこには、サイズ変更によって生じるギャップをなくし、大人のサッカーへのスムーズな移行を促したいという考えがあるからです。
 
160317_2.jpg Photo by Hans Vollebregt
 
「日本では、4号球から5号球に移行する中学生のタイミングで、戸惑う子がいるみたいですね。ボールコントロールの感覚なり、キックの強さだったり、一回りサイズが違えば、だいぶ変わってくるでしょう。でも、オランダでは、小さいうちから5号球でやっているので、カテゴリーが上がっても、スムーズに対応できるんです。いずれ、5号を使うのであれば、端からそれを使おうという感覚なのでしょう」
 
一方で、白井さんは4号球を使う日本の小学生に違和感を覚える部分もあると言います。
 
「身体の大きい6年生が4号球を蹴っているのを見ると、ちょっと持て余しているような印象を受けますね。もちろん小さなボールのほうがコントロールが難しいので、その意味では良いかもしれませんが、軽く蹴っても飛びますし、しっかりとボールをインパクトできなくても、それなりのシュートになってしまう。そのために正確なフォームが身に付かなかったり、長いボールを蹴り合うような大味なサッカーにもなりかねません。その意味で、サッカーの本当の楽しさや喜びを、感じられなくなることも考えられます」
 

■"重さ"を変えることで5号サイズに慣れさせる

とはいえ、5号球はサイズも大きければ、重さもあるため、子どもに使わせることに危険性はないでしょうか。
 
一般的な4号球と5号球のサイズは以下のような数値となっています。
 
  • 4号球 周囲=63.5~66センチ 重さ=350~390グラム
  • 5号球 周囲=68~70センチ 重さ=410~450グラム
 
周囲は最大で6.5センチ、重さでは最大100グラムもの違いがあります。
とりわけ重さの部分で大きな差があり、キックする際の足への負担や、シュートが身体や頭に当たった時など、4号球よりも衝撃が大きいことは間違いありません。
 
その危険性はオランダでも同様にあるものですが、それでも5号球を使っているのは、オランダでは同じサイズのボールでも、重さにバリエーションがあるからです。
 
「オランダには年齢によってボールの重さの規定があります。6歳~12歳が320グラム、13歳~16歳が370グラム、それ以上が453グラムとなっています。ただし、大きさは5号球が主流。つまり、同じサイズのボールでも重さに違いがあるのです」
 
ドイツやオランダの育成年代で広く浸透しているサッカーボールが「ダービースター」。2018/19シーズンよりブンデスリーガの公式球となるこのメーカーでも、重さの異なるボールを制作しています。なかでも少年サッカーシーンでよく使われているのが「ダービースターライト」と呼ばれる軽量球です。
 
前回の記事>>「正しいキックが身につく!サッカー先進国で愛用される『ダービースター』とは」
 
「これは5号球ですが、重さは370グラム程度で、4号球とほぼ同じ。このボールであれば、ボールの衝撃という危険性を排除しつつ、サイズは大人と同じですので、違和感なく大人のサッカーへと移行することができます」
 
dbsimg03-20170913.jpg 左が軽量の5号球。右の4号球より一回り大きいが、重さはほぼ同じ
 

■よりサッカーを楽しむためのボール選び

先述したように、日本の大会では4号球の使用が義務付けられているため、普段の練習でも4号球を使用するケースがほとんどです。とはいえ、そのメリットを考えれば、早い段階で5号球を使用したほうがベターであると白井さんは言います。
 
「オランダでは、神経系の発達が一番良い子供のうちに、様々な環境を与え、アジャストさせることを重視しています。例えばアヤックスでも石畳の上でトレーニングさせたりして、様々な環境に慣れさせることもしています。ボールも同じで、子どものうちに5号球に触れさせることで、その感覚は磨かれていくのです。もちろん、試合で使用することを考えれば、4号球のほうがいいのかもしれませんが、将来のことを考えれば、4号球だけでなく、5号球にも触れさせながら、その感覚を早くから養っていってほしいですね。その際に軽量5号球を使えば、足への負担も安心だと思います。」
 
スパイクと同じように、サッカーではボールも大事になってきます。スパイクを選ぶときには、フィット感や動かしやすさなどの機能を重視する子どもたちが増えていますが、一方でボールは、デザインや見た目にこそ好みが分かれるものの、その機能性までには目を向けられていないのが現状です。それはやはり、選択肢がなかったから。これからは、子どもの身体に合わせてよりサッカーを楽しむために、成長にあったボール選びも求められてくるのではないでしょうか。
 

早いうちから5号球に慣れておきたい方へ。ダービースターの軽量5号球!詳しくはこちらから>>
 
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