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運動能力

2015年10月21日

筋トレは何歳から? 日本と海外の子どもの発育、環境に違いはあるの? 皆本晃×片山堅仁対談3

キーワード:アルゼンチンスペインフィジカルブラジル体幹海外留学筋トレ

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■南米でフィジカルコンタクトは磨かれる

――お二人は海外でプレーされて、フィジカル面で課題を感じたことはありますか?
 
皆本 意外と、フィジカル面では(日本人も)いけるかなと感じました。一番最初にスペインに留学したのが22歳の時で、その時には「全然だめだ」と思ったんです。もちろんフットサルの考え方など頭の部分が一番劣っていたのですが、フィジカルの部分でもやはり差を感じました。でも、その2年後にスペインに行った際には、意外と勝負できるんじゃないかなって感じましたね。
 
――具体的には、どういう部分で勝負できると感じたんですか?
 
皆本 ぼくのサイズとスピードで、ぼくの強さで当たれる選手はいなかったですね。ぼくより小さくて速い選手はいるけど、そういう選手はそんなにフィジカルが強くない。逆に、大きい選手は鈍いです。ぼくはその間くらいだったんで、意外とスピードでも勝負できるし、スピードの中でパワーを発揮できた。自分が相手より優位に立てる状況が、すごく多いと感じていました。もちろん、最初にスペインに行ってからの2年間で、がんばって体重を増やしたりする準備期間があったと思います。
  
ただ、フットサルはサッカーとはまた違います。サッカーはジャンプしなきゃいけないですから。フットサルはほとんどが平地での戦いで空中戦と言われるような場面は少ないです。だから、身長のデメリットよりも足の長さの方が重要。足の長い選手の方が有利なんですよね。そういう意味で背の大きい選手の方が有利な場合もありますけど、意外と小さくても動き回れて強く当たることができれば、それがメリットになる。そこが勝負していくポイントだったのではないかと思います。
  
もちろん、自分より大きい選手が守ってくれていたり、身体を張ってくれたおかげもあります。僕みたいな日本人選手を5人並べて勝てるか、と言ったらまた違うと思いますけど。
 
片山 ぼくはブラジルやアルゼンチンでの経験になりますが、18歳まで全くフィジカルトレーニングをやっていませんでした。日本でも目立って細い方だったんで、身体に当てられないでプレーすることばかり考えていました。そんな選手が海外に行ったもんだから、最初は飛ばされまくりでした。南米ってスペインと違って芝を短くしないんです。スペインは芝を短くして、水を撒いて、ボールを走らせるようにします。だけど南米は「手入れするのがめんどくさいから」みたいな感じで、芝が伸びっぱなし。
  
だからボールが止まるんですよね。で、止まるってことは必然的にコンタクトが多くなる。南米のサッカーのスピードがプレミアリーグやスペインリーグに比べて遅いって言われるのは、それが一番の理由です。そうなるとフィジカルコンタクトがすごい。スピードももちろん大事なんですけど、やっぱりぶつかって負けないというベースがないといけない。そう感じて、そこからめちゃくちゃウェイトトレーニングをしました。
  
皆本 向こうの選手、それに加えて相当肉を食べていますよね?
 
片山 肉を食べる量も違います。牛肉の消費量は2009年まで世界一でしたから、本当に毎食が肉です。あと筋トレの量が多いです。プロになると違うのかもしれないですけど、育成年代から始めるタイミングが早いですね。13歳~14歳で始めています。発育スピードに違いもあるので、日本でもそうしたほうがいいかはわかりませんが、南米では中学生年代から普通に筋トレをしています。どの年代もどのカテゴリーもやってますね。身体の使い方も、そのころには身につくように訓練しています。
  

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