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ほんの些細な工夫で効果UP!全国経験がなくても毎年Jリーガーを輩出する高校サッカー部が一対一を対角線でおこなう理由

公開:2016年6月28日 更新:2020年12月24日

キーワード:トレーニング一対一興国高校サッカー部

あなたは、お子さんと一対一のトレーニングをおこなうことはありませんか?  一対一は、ボールフィーリングや相手との駆け引きといったサッカーに必要不可欠な技術を磨くことのできるトレーニングです。
 
過去3年で4名のJリーガーを輩出した興国高校サッカー部では、このトレーニングをさらに効果的にする工夫をしています。
 
それが、内野監督が提唱する“対角線”での一対一です。方法は簡単。オフェンスとディフェンスのスタート位置を、グリッドの“辺”ではなく“対角線”に置くだけです。
 
 
オフェンスが辺から辺をめざす一対一の場合、目指すゴールはひとつしかありません。ディフェンスもそこだけを守ればいい。これを対角線にするだけで、オフェンスの選択肢が2つになります。
 
実際の試合で選択肢がひとつしかない状況は、なかなかありません。オフェンスであれば、まずドリブル、パス、シュートという選択肢があり、ドリブルでも縦に突破するのか、中にカットインするのかという選択肢が複数存在します。
 
対角線でスタートすることで、オフェンスはカットインしていくのか縦に突破するのかを選べるようになるわけです。ディフェンスも中を切るのか、縦を切るのか、自分のなかで試合に近い状況を想定しながらボールを奪いに行くようになります。
 
つまり、より実際の試合に近い状況でトレーニングできるようになるということ。
 
ぜひ、みなさんもお子さんとのトレーニングで試してみてください。
 

■ポイント

1.一辺8歩で正方形をつくる
2.オフェンスとディフェンスはそれぞれ、対角線上にスタート位置を設定する
3.自分のポジションで起こり得る状況を想定する
4.ディフェンダーのテーマは、ボールを奪うことであり抜かれないことではない。抜かれてもいいからどんどんチャレンジすること。
5.ディフェンスのコツはコースを限定すること
6.オフェンスはボールを動かしつづけ、縦にも横にもいける準備をする
7.オフェンスはボールを奪われたら奪い返す
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