- サカイク
- トピックス&ニュース
- 各務原-香芝[第94回全国高校サッカー選手権2回戦]
■各務原がサイドアタックで奪った一点を守り切る
序盤から各務原がDFラインからの丁寧なボール回しによって、試合の主導権を握ったが、守備を固めた香芝に苦しみ、思うように決定機まで持ちこめない時間が続く。対する香芝も⑥竹末蒼大の突破から好機をうかがうもゴールが奪えず、共に苦しい流れが続く中、先に動いたのは各務原。「うちのストロングポイント」と梅野剛監督が胸を張る両サイドMFの配置転換を行った。
カットインからのゴールを狙い、開始当初は右利きの⑦和田遼馬を左MFに、左利きの⑩後藤創を右MFに置いていたが、試合状況を見て、2人の位置を逆にするとサイドアタックが活性化。後半に入ってからは香芝が「中盤でセカンドボールを拾おうと思った」(米原勝監督)と4バックに変更したことも相まって、サイドからの攻撃が威力を増す。
すると、後半14分にハーフウェーライン中央付近でボールを持った④吉永翼が右にフィードを送り、走りこんだ⑦和田がゴール前にクロスを展開。最後は「ダイナミックなプレーが得意な選手。何かが起きると皆、信じている」(⑦和田)という⑩後藤が左足でダイレクトボレーをたたき込み、先制に成功する。
1
取材・文 森田将義
募集中サカイクイベント
関連記事
トピックス&ニュースコンテンツ一覧へ(7913件)
コメント
- サカイク
- トピックス&ニュース
- 各務原-香芝[第94回全国高校サッカー選手権2回戦]