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アーセナルSS市川のオープニングイベントに中西哲生来場!

2014年4月30日

キーワード:アーセナルサッカースクール

中西哲生さん
踏ん張らずに抜く。軸足抜きシュートを実演してくれた中西さん
 
取材・文/鈴木智之 写真/アーセナルサッカースクール市川 
 
去る4月29日(火)、千葉県市川市に本拠地を置くアーセナルサッカースクール市川(以下アーセナルSS市川)が、人工芝のフルピッチグラウンド完成を記念し、オープニングイベントを行いました。真新しい人工芝ピッチに集まったのは、小学校1年生から4年生までの子どもたちおよそ80人。緑の絨毯のようなピッチに足を踏み入れると、きらきらとした目がいっそう輝いていました。
 
そしてこの日のゲスト、中西哲生さんの登場とともに子どもたち、保護者の歓声がひときわ大きくなります。中西さんは現役時代、現アーセナルのアーセン・ベンゲル監督のもとで指導を受け、クラブ史上初となる天皇杯優勝を経験。引退後もロンドンのベンゲル監督のもとを何度も訪れ、『ベンゲルイズム』の薫陶を受けてきました。アーセナルと縁の深い人でもあります。
 
 

■トップ選手が取り入れる軸足抜きキックを実演

中西さんのサッカークリニックでは、長友佑都選手や大儀見優季選手を始めとする、多くのトップ選手が実践するキックを実演。シュートを打つときに軸足を抜くことで、スピーディかつキレのあるボールが飛んでいくという蹴り方です。中西さんが実演をしながら解説した後、子どもたちがゴールに散らばって練習をします。ピッチ1面に対して、大人用のゴールが4つ、ジュニア用が4つあるので、ピッチのどの場所でもシュート練習ができるのがこのグラウンドの特徴です。小学1年生など低学年の子どもは、なかなかうまくボールを蹴ることができませんが、コーチたちが「いまのキックは良かったよ」など、ポジティブな声掛けをして、チャレンジする雰囲気を作り出していきます。中西さんは各ゴールを回りながら、子どもたちにアドバイス。和気あいあいとした中で行われた45分のクリニックはあっという間に終了しました。
 
続いて行われたのが、アーセナルSS市川の幸野健一代表と中西さんとのトークセッション。2人はプライベートでも親交があり、COACH UNITEDの幸野さんの連載企画(幸野健一のフットボール研鑽)に中西さんが出演するなど、サッカーに対する熱い思いを共有する間柄でもあります。トークセッションでテクニックについて話が及ぶと、中西さんは椅子から立ち上がって実践。「僕の理論は“軸足を抜く”ことがポイントになります。ボールを止める『トラップ』も軸足を抜いてやるとスムーズにできます。香川真司選手は軸足抜きトラップが非常に上手です。どんなに強いボールでも、軸足を抜いた状態で片方の足に当てることで、ピタリと止めることができます」。中西さんはボールを使って実演します。右足のインサイドでボールをトラップする場合、ボールが足に当たる直前にジャンプをするようなイメージで軸足(左足)を抜きます。すると、ボールの勢いを吸収することになるので、ピタリと止まります。「これはあくまでイメージですが、ボールを軽く扱うのではなく、重さを感じるようにタッチすると、良いコントロールができます。長友選手にも言っているのですが、上手な選手というのは扱っているボールが重く見えるのです」。
 
幸野建一代表と中西哲生さん
トークショーで笑顔を見せる幸野建一代表(写真・左)と中西哲生さん(写真・右)
 
中西さんは引退後にアーセナルの練習場に通い、アンリやピレスといった黄金時代の選手とともにトレーニングに励んだ経験があります。「アンリは練習後にシュート練習を地道に繰り返していましたし、長友選手も大儀見選手も軸足を抜いたキックやトラップなど、黙々と個人練習を繰り返しています。ふたりとも日本代表の中心選手ですが、“もっとうまくなりたい”という気持ちを持ち続けています。僕はふたりと一緒にトレーニングをしたり、練習メニューを提供したりもしていますが、僕が教えたからうまくなったわけではなくて、彼らが努力をして身につけたものなんです。うまくなるためには、その姿勢が大切だと思います」
 
中西さんの実演を交えたトークショーは予定時間をオーバーするほどの熱気に包まれました。イベントに参加した子どもたちには、トップレベルの選手が実演するテクニックの片鱗を知る機会、また日本代表選手の考え方やメンタリティを学ぶ貴重な場になったのではないでしょうか。
 
アーセナルSS市川代表の幸野代表にイベントの感想をたずねると、こんな答えが返ってきました。
 
「アーセナル市川の特徴でもある、自前の人工芝グラウンドを会員以外の人にも体験して頂きたくて、今回のイベントを企画しました。中西さんのサッカークリニック、トークイベントも非常に充実したもので、参加者のみなさんも楽しんでいただけたのではないでしょうか。保護者の方からも“すばらしいグラウンドですね”という声を聞くことができましたし、ボールを蹴っている子どもたちの顔を見ていると、サッカーを楽しんでいる様子が伝わってきました。この素晴らしいグラウンドで、多くの子どもたちがサッカーを楽しんで学び、その中から世界を舞台に活躍する選手が育てていってくれればと思っています」
 
Jrユース、Jr、女子など様々な年代、カテゴリーを持ち、人工芝グラウンドで質の高いトレーニングに励む、アーセナル市川の選手たち。このグラウンドから、トップレベルで活躍する選手が出てくるのも、そう遠くない日のことかもしれません。
 
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取材・文/鈴木智之 写真/アーセナルサッカースクール市川

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