Jリーグは11日、第11節を行った。この試合はJリーグ20周年記念試合と銘打たれ、各会場で様々なイベントが行われた。

 

首位の大宮アルディージャはアウェーでベガルタ仙台と対戦。開始から積極的にプレスをかけてくる仙台が主導権を握ると、7分に先制点を挙げる。前半終了間際の44分にも追加点をあげると、大宮の反撃を1点に抑えて逃げ切った。大宮は無敗記録の始まりとなった浦和レッズに勝利して記録を更新し、最後に敗れた仙台に記録を止められるということになった。

 

2位の横浜FMはアウェーで名古屋グランパスと対戦。攻守の切り替えが速く、見応え十分のゲームが動いたのは後半に入ってから。50分、名古屋がPKを獲得しケネディが決める。だが横浜FMも反撃。63分、コーナーキックをマルキーニョスが頭で合わせて追いつくと、74分にはカウンターから兵働が決めて逆転に成功する。名古屋は終了間際にまたもPKのチャンスがあったが、これを玉田が失敗。横浜FMが5戦ぶりの白星を挙げた。

 

その他、浦和レッズvs鹿島アントラーズの上位対決は3-1で浦和の勝利。湘南はホームでFC東京を相手に3-2で逆転勝利を収め、今季2勝目を上げている。

 

【J1第11節結果】

広島 1-0 大分

仙台 2-1 大宮

磐田 0-1 柏

鳥栖 1-3 新潟

川崎F 2-2 C大阪

名古屋 1-2 横浜FM

湘南 3-2 F東京

甲府 0-2 清水

浦和 3-1 鹿島

 

・大宮が７連勝で首位をキープ（Ｊ１）

・J20周年記念写真展、スタンプラリーを実施

・6月16日に復興支援スペシャルマッチを開催