29日、天皇杯の準決勝が行われた。

 

第1試合はFC東京が1-0でC大阪を退けた。終盤までゲームが動くことはなかったが、後半32分にFC東京MF谷沢が先制点を奪った。終了間際のC大阪の猛攻をしのぎ、クラブ史上初の決勝進出を果たしている。

 

第2試合は延長戦の末4-2で京都が横浜FMとの戦いを制した。先制点は横浜FMだった。前半終了間際の42分、FW渡辺のゴールでリードする。だが後半開始早々の5分に京都が追いつくと、27分にはドゥトラのFKで逆転に成功する。それでもタイムアップ間近の50分、横浜FMが大黒のゴールで追いつき延長戦へ。

 

だが運動量で上回る京都が横浜FMを圧倒した。すると延長後半11分、途中出場の18歳、京都FW久保のゴールで勝ち越し。15分にも加点した京都が日本最古のタイトルへ王手をかけた。

 

J2同士で日本一が争われるのは初となる。決勝は元日で、男子の前には女子の同大会決勝が行われる。