メジャーリーグで活躍するイチロー選手のルーツは、父・宣之さんの指導の元で練習に励んだ少年時代にあるという話は有名ですが、宣之さんは、朝晩の足裏マッサージを通して「今日の調子はどうだ？」などイチロー選手とのコミュニケーションを深めていたそうです。

 

子どもは大きくなると、なかなか顔を付き合わせて話をすることも少なくなりますし、子どもも親とのコミュニケーションを嫌がったり、避けたりもするようになるものです。しかし、マッサージをしている間は、お互いとても近い距離にあり、「どこが痛い？」「ここはどう？」など自然とコミュニケーションがはかれます。そこで、その日の練習や試合の話を聞いたり、学校のことを聞いたりとコミュニケーションを深めることが可能なのです。

 

簡単なマッサージであればお父さんお母さんでもできます。お互いをマッサージし合うでもいいかもしれませんし、ぜひ試してみてはいかがでしょう？

 

以下、子どもへのスポーツマッサージに関する新書が出ていましたので、ご紹介します。

 

 

 

 

【写真図解　Ｊｒ．スポーツマッサージ】

成長期の子どもに正しいケアを。子どもが楽しく競技できるような正しいJrスポーツマッサージ法をご紹介。

 

＜＜主な内容＞＞

●子どもに多いケガ ・外傷、ねんざ、突き指など、子どもがしがちなケガは？

・オスグットシュラッテル病、腰椎分離症など身体の部位別にスポーツ障害を解説

・アイシングやテーピング、Jrに向けたスポーツケアとは？

 

●実践！Jrマッサージ

・マッサージの基本、疾患や禁忌を学ぶ

・全身、部分的別、Jr向けスポーツマッサージ方法を徹底解説

・子どもが自分でできる、セルフマッサージ方法

 

●子どもと大人の身体の違い

・子どもの身体の骨と筋肉の特徴って？

・神経系の受容器って？

・成長期の身体の特徴って

 

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