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ボランティアコーチは必読!ドイツ育成の第一人者が語るサッカー少年の育てかた7選

公開:2016年5月24日 更新:2020年3月24日

キーワード:クラウスドイツボランティアコーチモダンフットボール

ドイツブンデスリーガの名門、『1.FCケルン』の育成部長を務め、多くのブンデスリーガを育てたクラウス・パブスト。彼はドイツのコーチ育成にも大きく貢献をしてきた人物です。今回は、そのクラウスが、これまでサカイクで発信してきたボランティアコーチ向けの記事を厳選しました。
 
どうすれば子どもが一生懸命サッカーに取り組んでくれるようになるだろう......
どう教えたら子どもはうまくなるのだろう......
 
週末、ボランティアコーチとして活動するなかで、そのように悩む読者に必見の内容となっています。ぜひご覧ください。
 
 
記事ラインナップ
その1.初心者コーチ必見!ドイツ育成のプロが教える"はじめの一歩"とは?
その2.「飛び込むな」はNG!? ボールを奪える子どもの育て方
その3.「ドンマイ」で終わらない!失敗からポジティブな要素を引き出す方法 
その4.「広がれ」という指示はNG!与えるのは答えではなく少しのヒント
その5.ゴールを決める!目的を持ったトレーニングが子どもを成長させる
その6.「どれだけ練習したか」ではなく「試合でどれだけ使ったか」サッカー少年を育む4つの栄養素
その7.「シュートを浮かすな!」ではなく、浮いた理由を説明すること
 
 

■その1.初心者コーチ必見!ドイツ育成のプロが教える"はじめの一歩"とは?

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いざボランティアのお父さんコーチになったのはいいけれど、実際に、何を、どう、子どもに伝えていけばいいのかよくわからない――。そんな悩みを抱えるお父さんコーチもきっと少なくないのではないでしょうか。
今回は、「モダンフットボール」の監修者で『ドイツ育成の第一人者』として名高いクラウス・パブスト氏に、何も経験のないボランティアのお父さんコーチが「指導者としての第一歩目をどう踏み出せばいいのか?」というテーマで色々な質問をぶつけてみました。ぜひ参考にしてください。(取材協力:ファンルーツアカデミー)
 
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■その2.「飛び込むな」はNG!? ボールを奪える子どもの育て方

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少年サッカーのピッチにこだまする、コーチやお父さんお母さんの「飛び込むな!」という声掛け。ゴールを守る場面で、子どもたちが相手選手のボールを奪いに行ったもののスカッと交わされてしまう。これは、ボールを奪える間合いやタイミングではない、相手選手がこちらのアクションに対応できる姿勢やタイミングで飛び込んでしまうために起こります。そこは、不用意に飛び込まずにボールを奪える間合いやタイミングになるまで我慢することがセオリーですが、これを子どもたちに理解して実行してもらうことは容易ではありません。しかし、だからといって子どもが「ボールを奪いたい」と思い起こした行動を、安に「飛び込むな!」の一声で片付けてしまっていいものでしょうか? もしかしたら、子どもには子どもなりの飛び込んだ理由があるかもしれません。
 
ケルンで初となるサッカースクールを創設するなど「ドイツ育成の第一人者」として名高いクラウス・パブストに、「ボールを奪うこと」について話をうかがってきました。
 
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■その3.「ドンマイ」で終わらない!失敗からポジティブな要素を引き出す方法

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ネガティブな声掛けよりもポジティブな声掛けをしよう――。
もっと子どもの判断を認めて、褒めてあげよう――。
子どもが失敗しても、励ましてあげよう――。
 
そう思って迎えた週末。いざ、お子さんが試合で失敗したとき、あなたは落ち込むお子さんを励まそうとこんな言葉を投げかけていませんか?
 
「ドンマイ、ドンマイ」
 
「ドンマイ」はたしかにポジティブな言葉です。子どもも次のプレーに気持ちを切り替えていけるでしょう。しかし、いつも「ドンマイ」ばかりで子どもは成長するでしょうか? なにか間違っていたのか、なにがよかったのか、それをしっかりと伝えてあげることも必要なことではないでしょうか。
 
今回は、サッカー大国ドイツの育成の第一人者であるクラウス・パブストコーチに、本当の意味でのポジティブな声掛けを教えてもらいましょう(取材・文 中野吉之伴)
 
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■その4.「広がれ」という指示はNG!与えるのは答えではなく少しのヒント

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サッカーには「技術」「戦術」「フィジカル」「メンタル」「チームワーク」「コミニュケーション」など、様々な要素が必要です。どれもいきなり身につくものではなく、小さい時から少しずつ順序立ててやっていくことが大切。今回はその中から「戦術」をテーマとし、ドイツのプロサッカーコーチライセンス(日本で言うS級)保持者で、1.FCケルン元育成部長のクラウス・パプスト氏にいろいろと尋ねてみました。(取材・文 中野吉之伴)
 
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■その5.ゴールを決める!目的を持ったトレーニングが子どもを成長させる

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最近ではインターネットや雑誌で、世界中の様々な最新戦術やトレーリング理論が紹介されています。日本サッカーが世界に追い付くためにもと、なんとかその秘密に迫ろうと躍起になっているのかもしれません。しかしサッカーでもどんな分野でも、まず大事にしなければならないのは基本ではないでしょうか。今回はドイツのプロサッカーコーチライセンス(日本で言うS級)保持者で、元1.FCケルンの育成部長を務めたクラウス・パプスト氏に、育成年代における取り組みの基本について語っていただきました。(取材・文 中野吉之伴)
 
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■その6.「どれだけ練習したか」ではなく「試合でどれだけ使ったか」サッカー少年を育む4つの栄養素

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「フォルカー・フィンケがこんなことを言っていたよ。『選手の立場に立って練習を考えてみろ』と。自分がやりたいと思うトレーニングこそが、子どもたちにとっても楽しいトレーニングのはずだ。子どもがサッカーの練習に来るのはなぜだ? それはサッカーがしたいからだ。それならばできるかぎり多くサッカーをさせることだよ。そこでコーチが複雑にいろいろなことを考えてやろうとするから、子どもたちのサッカーを壊してしまうんだ」
 
練習メニューを考えるときはどういった点に注意した方がいいかと尋ねると、クラウスは即座にそう指摘しました。子どもたちをうまくしてあげたいという気持ちは素晴らしいものです。その熱意から「サッカーを楽しむのはいいとしても、ただ楽しんでいるだけではうまくはなれない。何事も基本が大切なのだから、まずはみっちり基礎技術を叩き込むべき」という意見もよく聞かれます。しかし、子どもたちの技術力をつけるうえで大切なのは「どの技術をどれだけ練習したのか」ではなく、「ゲームの中でどんな技術をどれだけの頻度で使ったのか」なのです。(取材・文 中野吉之伴)
 
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■その7.「シュートを浮かすな!」ではなく、浮いた理由を説明すること

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みなさんは、日本人のいいところというと何を思いつきますか。日本に何度も訪問したことがあるクラウスは「1300万人都市の東京における規律と清潔さはすごいと思った。人に対するリスペクト、規律、清潔さ、そして時間通りなところ。だから私は自分のスクールでも多くの日本人指導者を起用している。非常に真面目だし、学習意欲がある。好んで日本人指導者を起用しているんだ」とポジティブな印象を口にしていました。自分たちが美徳としているのを海外の人にも褒められるのはやはり嬉しいですね。(取材・文 中野吉之伴)
 
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