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JFAグラスルーツ推進部部長が行く!あなたの街のサッカーチーム訪問

Jクラブも地域の少年団も関係ない!だれもが楽しくサッカーをつづけられる環境を増やしたい

2016年7月 7日

キーワード:JFAグラスルーツ宣言松田薫二

2014年に日本サッカー協会(JFA)はJFAグラスルーツ宣言を高らかに打ち出しました。その実践部門と言うべきグラスルーツ推進部は、チーム単位でも参加できる新たなパートナーシップ制度を設けて、グラスルーツ推進をテーマに掲げた「引退なし」「補欠ゼロ」「障がい者サッカー」の3項目を推し進めていく考えを示しています。
 
強いチームも弱いチームも、Jクラブも地域の少年団も関係なく、多くの人々とビジョンを共有し、よりよい環境づくりを目指していきたい。
 
そういった思いから、この制度のパートナーシップを結ぶためのハードルはかぎりなく低く設定されているそうです。うまい子もへたな子も、健常者も障がい者も、だれもが分け隔てなくサッカーを楽しくつづけられる環境を、サカイクとJFAと一緒につくっていきませんか? 前回に引き続き、グラスルーツ推進部の松田薫二部長にお話を伺ってきました。(取材・文 川端暁彦)
 
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<<なぜ、うまい子しかサッカーをつづけられないの? だれもがサッカーを楽しくつづけるために、わたしたち大人にできること
 

■弱いチームも強いチームもJクラブも地域の少年団も関係なく、気軽に登録できる

そこに込めた狙いについて、グラスルーツ推進部の松田薫二部長は以下のように説明します。
 
グラスルーツ推進のテーマとしたのはこの3項目だけではありません。他には「施設の確保」「他スポーツとの協働」「社会的課題への取り組み」があり、どれも重要だと考えています。ただ、あれもこれもと欲張って何もできなくなるようでは本末転倒ですから、まずは“引退なし(ずっとEnjoy)”“補欠ゼロ(みんなPlay)”“障がい者サッカー(だれでもJoin)”の3つに重点を置こうということで『JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度』を設けることにしました」
 
 JFAのつくる新制度となると何やら難しそうな響きですが、松田部長は「まずはそう構えないでいただきたいです」と笑いつつ、ハードルが決して高くないことを説明してくれました。そもそも「JFAの登録チームである必要もありません」(松田部長)というから驚きです。
 
「まず3つの中からテーマを選択したら、そのテーマの趣旨に沿った『私達のグラスルーツ宣言』をしていただき、その実現に向けた具体的な活動を明示していただきます。3項目すべてを満たす必要はありません。たとえば『引退なし』なら、生涯にわたってサッカーを楽しめるようなクラブを目指すことが分かる活動を明示していただければいいですし、『補欠ゼロ』ならチームに所属する全員が試合を楽しめるような工夫を凝らしていればOKです。もちろん『障がい者サッカー』を含めてすべての項目に申請することができますが、ハードルを上げるつもりはありません。1項目でも構いません。また、現状はできていなくても、目標を掲げてそれを目指す活動を明示していただければ認定されます。すでにすばらしい活動や新たな実践レポートが送られてきていて、読んでいると本当に感心・感動させられますね」
 
ここでもハードルの低さが強調されていたのが印象的です。
 

■“誰もが、いつでも、どこでも”を日本全国に浸透させるためにできること

そもそもJFAグラスルーツ宣言自体がサッカーを誰もが気軽に“プレーできる”ことを強く意識したものですから、それはひとつ当たり前のことなのかもしれません。
 
「うまい子だけでなく、どんな子でもずっとつづけられて、大人になってもサッカーを楽しめる。そんな環境をつくっていくことこそがJFAの使命だと思っています。日本代表を強くすることはもちろん大事ですが、それだけがJFAの仕事ではありません。JFAグラスルーツ宣言は、『誰もが、いつでも、どこでも』ですから、日本全国でそういう環境にならないと具現化したとは言えません。しかし、JFAがそれを直接的に行うことは困難ですので、多くの方たちに仲間になってもらって進めるしかないと思いました。そしてこの『JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度』を作りました。ですので、申請団体を評価して“落とす”という意図はありません。申請内容がテーマの趣旨に沿わない場合は修正点をご相談しながら、仲間になっていただくように努めています」
 
次ページ:松田部長がパートナー制度登録チームに足を運ぶ
 

だれもが楽しくサッカーをプレーできる環境を、サカイクとJFAと一緒につくって行きましょう‼
 
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グラスルーツ推進・パートナー制度の詳細はこちら>>
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取材・文 川端暁彦

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