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ゴールキーパーのキャッチング練習〜3つのキャッチ編〜

公開:2016年7月27日 更新:2020年7月 8日

キーワード:うまくなるお父さんキャッチングゴールキーパートレーニング練習メニュー

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「子どもがゴールキーパー。でも自分はフィールドプレーヤーだったからどう教えたらいいのかわからない」
 
こんな悩みをお持ちのお父さん、多いのではないでしょうか? 全国を見渡してもゴールキーパー(以下、GK)コーチのいるジュニアチームはほんの一握り。少年サッカーチームのGKのほとんどが、GKの指導スキルや経験を持たないフィールドプレーヤーをメインとする指導の元で、練習に励んでいます。しかし、GKは手が使える特殊なポジションです。当然、フィールドプレーヤーとは身につけるべき技術が異なります。フィールドプレーヤーに混じって練習を積むだけではGK特有の技術は身に付きません。そこで、草の根からトップまでのGK指導のスペシャリスト武田幸男コーチに、コーチはもちろん、親子でもできるGK専用の練習メニューを教えてもらいましょう。今回は、ゴールを守るとき、シュートを止めるときに必要なキャッチングの技術について学びましょう。
 
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<<ウールシュポルトとサカイクのゴールキーパー練習メニュー>>

第1回:基礎編

第2回:コーディネーション編

第3回:ポジショニング編

第4回:準備編

第5回:応用編

第6回:3つのキャッチ編

第7回:ダイビング編

第8回:ハイボール編

 

■キャッチングには3つの型がある

今回は、ゴールキーパーの代表的な3つのキャッチング技術とポイントを紹介します。飛んでくるボールの高さによって、3種類のキャッチ(オーバーハンド、アンダーハンド1、アンダーハンド2)を使い分けましょう。最初にキャッチの種類とポイントを覚え、ここで紹介するトレーニングを実際にチャレンジしてみましょう。GKトレーニングでは、キャッチの種類を使い分けるために、キャッチ前にすることやキャッチした後のプレーのポイントを学びましょう。ここで紹介するトレーニングを繰り返し行うことで、自然と効率よく最適な型を選択できるようになれば、チームの練習中や試合でキャッチミスが少なくなります。
 

■オーバーハンド

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頭上や顔、胸周辺のボールをキャッチ
 
<ポイント>
1.ボールをとらえる位置
2.ボールをつかむときの手の形(指と手のひら全体でボールをつかむ)
3.ボールを背後に手と身体を置く
4.キャッチしたボールはしっかりかかえる
 

■アンダーハンド1

UHLSPORT_03.jpgUHLSPORT_04.jpgG4A8823.JPGのサムネイル画像
腹部や膝上周辺のボールをキャッチ
 
<ポイント>
1.ボールをとらえる位置
2.ボールをつかむときの手の形(ボール全体をつつみこむように)
3.キャッチしたボールはしっかりかかえる
 

■アンダーハンド2

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ゴロや膝下のボールをキャッチ
 
<ポイント>
1.ボールをとらえる位置
2.ボールをつかむときの手の形(手の壁で作る)
 
 
3つの型は理解できましたか? 次は、いよいよトレーニングです。3つの型をうまく子どもに説明できなかったり、理解してもらえないことはありますが、トレ―二ングを行いながら覚えていけば問題ありません。リリースしたボールに、子どもが自然と適切な型が出せるようになるまで反復しましょう。
 

■3つのキャッチを習得するトレーニング

 
 
 
<はじめる前に>
☆シュートをする人(大人)とゴールキーパー(子ども)に分かれる
☆ゴール前で行うことが望ましいが、無ければコーンやマーカーなどを代用する
☆ゴールキーパーするための服装やゴールキーパーグラブの準備、プレーする場所にケガを誘発するものがないか確認。
 
<やり方>
1.手投げ
2.パントキック(ボールをトスしてから蹴る)
3.静止したボール(ボールを置いてシュート)
4.コントロールしたボール(コントロールまたはドリブルからシュート)
 
<キャッチング3つのポイント>
1.キャッチする前
・ボールを観る、キャッチするために構える
2.キャッチするとき
・シュートコースに身体を運ぶ(手だけで取りに行かない)
・キャッチの種類を決める
・ボールをとらえる位置(身体の前方)
・ボールをつかむ(手全体で、挟まない)
3.キャッチした後
・ボールの威力を吸収する
・ボールをつつみこむ
 
<ボールを投げる、蹴る人のポイント>
1.最初から強い速いボールで練習しないこと(恐怖心を与えないこと。成功体験をさせてあげること)
2.いろいろな種類のボールを投げる、または蹴ること(適切なキャッチングができるように)
3.失敗しても、どうしたらいい(うまくなる)のか、一緒に考えてあげる
4.成功したプレーは褒めてあげる
 
次回『セービング編』は、8月ウールシュポルトHPで公開予定!お楽しみに>>
 

■身につけるアイテムはウールシュポルトがおすすめ!

グローブにもこだわりも持ち、練習メニューとの相乗効果でゴールを守りましょう。ウールシュポルトのグローブは手のひら素材の高いグリップ力とフィット感が子どものキャッチングを助けてくれます。
 
 
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エリミネーター スーパーグリップ ハーフネガティブ
販売価格: 20,412 円 (税込)
本体価格: 18,900 円
カラー: ブラック×ブルー×パワーグリーン
サイズ: 7.8.9.10
商品詳細:バックハンドにシリコンとラテックスを採用したハーフネガティブモデル/フィンガーカット:イノベーティブハーフネガティブ/360°ラップ/3Dエンボスショックゾーン/親指:内側ラップ構造/指股:ラテックス+通気孔/バックハンド手首部:クロロプレン、イージーエントリー/手首12°カット、セミエラスティック+ラテックスフルフラップ、テキスタイルネームフィールド、クロロプレンフルバンデージ、プル/バックハンド:シリコン・ラテックス
 
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エリミネーター アブソルートグリップ ハーフネガティブ
販売価格: 15,012 円 (税込)
本体価格: 13,900 円
カラー: ブラック×ブルー×パワーグリーン
サイズ: 5, 6, 7, 8, 9, 10
商品詳細:ハーフネガティブカットのアブソルートグリップパームモデル/粘着性物質を多く配合した4mm厚パームで、グリップ力と衝撃吸収力が向上した“アブソルートグリップPLUS”を採用/フィンガーカット:ハーフネガティブ/3Dエンボスショックゾーン/親指:内側ラップ構造/指股:ラテックス+通気孔/プロテクトゾーン:小指外側下部までバックハンドを巻き込みプロテクト/バックハンド手首部:メッシュテキスタイル/手首:12°カット、ラテックスフルフラップ、ネームフィールド、フルバンデージ/バックハンド:ラテックス
 
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エリミネーター スーパーソフト
販売価格: 10,368 円 (税込)
本体価格: 9,600 円
カラー: ブラック×ブルー×パワーグリーン
サイズ: 6, 7, 8, 9, 10
商品詳細:スーパーソフトのスタンダードモデル/フィンガーカット:クラシック/3Dエンボスショックゾーン/指股、バックハンド手首部:メッシュテキスタイル/手首:12°カット、ラテックスフルフラップ、ネームフィールド、ストラップ、フルバンテージ/バックハンド:ラテックス
 
ウールシュポルト オフィシャルサイト⇒ http://www.uhlsport.jp/
 
監修 : 武田幸生(たけだゆきお)
1970年11月27日生まれ、北海道出身。
1999年からジュニアユースチームのゴールキーパー指導を始める。現在はGKスクールや、大学や高校でチーム指導中。一方でGK指導の入り口を対象にしたゴールキーパー指導普及活動にも積極的に取り組む。2006年ヨコハマゴールキーパースクールを開校(2校)。2012年TKDGKアカデミーを開校(6校)。草の根からトップまでのゴールキーパー指導のスペシャリストを目指して活動中。日本サッカー協会公認B級コーチ、日本サッカー協会公認ゴールキーパーA級コーチ。
 
取材協力:TKD GKアカデミー 落合長崎校
TKD GKアカデミー 落合長崎校は、【ゴールキーパーを始めたばかりの子どもたち】を応援します。なぜならば、ゴールキーパーのプレーが理解できれば、だれでもゴールキーパーができるようになるからです。ゴールを守ることやボールをつかむこと、シュートを打たせないことなど、TKDGKアカデミーのGK指導にはゴールキーパーを楽しみながら覚えられる練習がいっぱい。うまくなるためには楽しむことから。初めての子どもにも優しいTKDGKアカデミーでゴールキーパーを始めてみませんか?
 
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