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浅井教授(筑波大学)のキック講座

キック研究の第一人者が5種類のキックを使い分ける方法を一挙公開<インサイド&アウトサイド、インステップ、インフロント&アウトフロント>

公開:2012年3月27日 更新:2020年3月24日

キーワード:シュートトレーニングパスフリーキック練習

キックの基本とされるインサイド&アウトサイド、インステップ、インフロント&アウトフロントキック。それぞれどのような特徴があり、どのような場面で使用するのでしょう。身に付けた技術を正しく使うためには、技術の特徴も把握しておくことが重要です。今回は、日本サッカーにおけるキック研究の第一人者であり、名門・筑波大学サッカー部の総監督をつとめる浅井武教授に解説していただきました。
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■インサイドとアウトサイドを上手く使い分けることーパスの幅がグッと広がる

インサイド&アウトサイド系のキックは、コントロールが安定し、キック動作もしやすいため、パス、そしてシュートと、プレー中に一番多用されます。インサイドキックは、ボールをインパクトするときに足の内側の広い面を使うため、コントロールがしやすく方向性の精度を保ちやすくなります。キック動作もコンパクトなので、顔を上げて視野を確保しながら「止めて~蹴る」という一連の動作がスムーズに行なえ、キックミスも少ないという特性があります。
一方で、ボールスピードを出すことが難しく、遠くへ飛ばすことが難しいキックともいえます。そのため、基本的にはショートパスをつなぐときに使われます。
asai1.JPG
※インサイドキック
足の外側の面を使うアウトサイドキックは、インサイドキックに比べると、正確性やボールスピードが劣るため、プレー中の使用機会は少し減ります。しかし、キック動作が走るフォームに近く、走りながらキックができるので、相手の選手にパスをするタイミングや、コースが読まれにくいという特性があります。
インサイドとアウトサイドを、うまく使い分けできるようになれば、パスの選択肢の幅はグッと広がるでしょう。まずはこの2つのキックを正確に蹴れるように練習することが、サッカーの最初のステップといえるかもしれません。
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※アウトサイドキック

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文/北健一郎

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