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FCバルセロナのカンテラ入団が決まった、久保建英君を輩出した人気キャンプに潜入!

2011年8月24日

キーワード:ゲームスペインバルセロナパス海外サッカー知のサッカー

夏休み真っ只中の7月初旬から8月中旬にかけて、「FCバルセロナキャンプJAPAN 2011」がおこなわれました。先日、FCバルセロナのカンテラに10歳にして入団が決まったと報道のあった久保建英君は、2009年に参加したこのキャンプでコーチの目に留まり、その後入団に至りました。そんな注目のキャンプでは、一体どのような指導が行われているのか?をレポートします。

■6歳のちびっ子から中学生まで、練習メニューは同じ

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今年で5年目を迎えるこのキャンプは、FCバルセロナの協力のもと、下部組織やスクールのコーチが来日し、日本の6~13歳を指導するというもの。キャンプは各5日間、4クールで実施され、今年は横浜と大阪で開催されました。

1クールの参加者は80名ほどで、選手は年齢ごとに1グループ20名程度に分かれます。各グループには専任のコーチがつき、常に細かくプレーの指示、アドバイスをしていました。

練習は午前と午後の2部制です。1回の練習は2時間。午前中に基本的な練習をし、午後は実戦形式でおこなわれていました。ある1日のメニューはこのような具合です。

<午前の部>

  • ウォーミングアップ(リフティング、オニゴッコ)
  • マーカーの間をドリブルで進み、障害物をドリブルで避けてシュート
  • 2人1組でドリブルシュート
  • 攻守が次々に入れ替わる3対2


<午後の部>

  • 4人1組で4グループに別れてのパスゲーム
  • 2対2+フリーマン4人
  • 6対6+フリーマン1人


これらの練習を年齢別に、4つに分かれたグループが同じようにおこないます。つまり、6歳のちびっ子から中学生まで、練習メニューは一緒なのです。もちろん、年齢やレベルによって、メニューの難易度は変わります。しかし、同じコンセプトのもとにトレーニングをしていました。

■サッカーをうまくプレーするための『土台』は、6歳も13歳も同じ

コーチは年齢に関係なく、より良いプレーの選択、判断ができる状況であればアドバイスを送ります。そこに、「6歳だから、正しく判断できなくてもいい」という考えはありません。サッカーをうまくプレーするために知っておきたい、ベースとなる考え方の部分については、6歳でも13歳でも同じだからです。

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指導リーダーのマルク・サバテコーチは言います。「状況把握や判断については、少しでも早いうちに教えたほうがいいと思います。なぜなら、身につけた技術を繰り出すために、必要な部分だからです。技術だけを切り取って先に教えたとしても、素早く、正しい判断ができないと、せっかくの技術を発揮することが難しくなります。子供たちはスポンジのようなもの。小さければ小さいほど、どんどん吸収していくので、状況把握や判断などの、プレーをするための土台になる部分は、子どものうちから教え、理解させることが重要です」

■FCバルセロナだから特別なトレーニングをしているわけではない

これはなにも、「バルセロナだから特別に教えること」ではなく、サッカーをうまくプレーするために必要な要素と言えるでしょう。ドリブルやパス、シュートなどの技術を、より良い状況で繰り出すための土台となる「判断」。バルセロナキャンプでは、そこに働きかける指導がおこなわれていました。

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バルセロナの下部組織でイニエスタとともにプレーしていた、チャビ・モンデーロコーチは、日本の子供たちについて、こう言っていました。「学ぼうとする意識が高い。こちらの教えに興味を持って聞いてくれるので、学ぶスピードはとても速かったです」。

新しい刺激を受けた子供たちは、毎日充実した表情でグラウンドを後にしていました。ある子どもは「5日間で終わってしまうのは寂しい。来年も参加したい」と名残惜しそうに話してくれました。子供たちにとって、サッカーに対する新たな考え方に触れることができた、貴重な体験になったのではないでしょうか。

この記事の続きを読む『FCバルセロナキャンプJAPAN 2011で見た『サッカー選手の土台づくり』>>

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取材協力/株式会社Amazing Sports Lab Japan(PC)


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取材・文/鈴木智之 写真/小川博久

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