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バルセロナ流、サッカーがうまくなる考え方―『知のサッカー』特別対談Part2

2011年7月 9日

キーワード:ゲームスペインバルセロナ海外サッカー知のサッカー

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バルセロナ(スペイン)のカンテラ(下部組織)を長年指導し、シャビを始め、多くのプロ選手を育てたジョアン・ビラ氏。彼のDVD『知のサッカー』をJSC CHIBAの川島和彦監督に見てもらいました。日本のジュニア年代の指導者として、トップレベルの実績と経験を持つ川島監督は、ジョアン・ビラ氏の指導に何を感じたのでしょうか? ジョアン・ビラ氏に密着取材し、育成年代の指導現場に精通する、スポーツライター・鈴木智之氏との対談、後編です。

■パスをつなぐための"判断"を獲得することを、早い年代で求めている

鈴木「ジョアンはボールポゼッションの練習を8~9歳で提案していました。日本では、その年代でポゼッションのトレーニングをすることはあまりないと思います。それについてはどう思われますか?」

川島「Jクラブや幾つかの街クラブでは8~9歳のカテゴリーは、サッカースクールです。選手としての強化は10歳(4年生)からという方針ですし、低学年から活動のあるクラブでもポゼッションをこの年代から取り入れているところは少ないと思います。

今年からU12の公式戦が8人制になりましたが、サッカー界の流れとして、パスをつなぐための"判断"を獲得することを、早い年代で求めているんじゃないかと感じました。それまでは、JクラブのJrユース(中学生)でやっていたものを、ジュニア(小学生)の頃に取り入れたらどうなのかという視点です」

鈴木「先日、全日本少年サッカー大会の神奈川県予選を取材に行ったのですが、Jリーグのジュニアチームは判断の伴うプレーが目立っていました。"ただボールを追いかけていないな"というプレーをしていたんですね。お話にあったとおり、それを低年齢のうちに身につけておくと、サッカーをプレーしやすくなるのではという気がしました」

川島「1年前の大会から今年の全国大会予選までの1年間で、なにが変わったかというと、Jのクラブは低い位置(最終ライン)で、どんどんボールを動かしていました。その間に前線の選手は動きながら、ギャップに入って来た瞬間に縦パスを入れる。

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