1. サカイク
  2. コラム
  3. 考える力
  4. シャビを育てた元バルセロナカンテラコーチの教えに迫る!<2>チャンピオンズリーグで活躍する選手になるための指導法

考える力

シャビを育てた元バルセロナカンテラコーチの教えに迫る!<2>チャンピオンズリーグで活躍する選手になるための指導法

2011年4月24日

キーワード:スペインバルセロナ海外サッカー知のサッカー

soccer-services.png

■「テクニックと戦術を切り離さずに、一緒にトレーニングをする必要がある」

元FCバルセロナ下部組織監督でシャビの育ての親、ジョアン・ビラの指導哲学に迫るインタビュー。今回のテーマは「育成年代の指導について」です。

11.4.24-1.jpg 11.4.24-2.jpg

――横浜で行われたクリニックを取材していると、日本のU-12の選手に対して、戦術的な指導を細かくしていました。それは正しいプレーを身につけるために必要なことだからでしょうか?
「そのとおりです。多くの子どもたちはテクニックを学ぶことから始めます。しかし、テクニックと戦術は切って切り離せないものです。なぜなら、サッカーはテクニックを見せ合うスポーツではないからです。サッカーを始めた段階から、テクニックと戦術を切り離さずに、一緒にトレーニングをする必要があると思います。それはサッカーを始めた最初から最後、つまりトップチームに上がるまでです。これがもっとも重要なことではないかと考えています」

――日本ではどちらかというと、技術と戦術を切り離してトレーニングする場面が多く見られます。
「それは日本だけでなく、世界の多くの国々で見られる現象です。決してそれがダメだといっているわけではありません。技術の練習も必要です。しかし、戦術的な要素を含んだ練習の割合を多くしたほうが、サッカーを上手くプレーすることができるようになると考えています。パスを例にあげて説明しましょう。パスを出すことは誰にでもできます。しかし、いいパスを出すことのできる選手は、それほど多くはありません。選手や指導者は、どのパスが本当にいいパスか、質の高いパスかを考える必要があります。いくつかの選択肢の中からいいパスを選ぶことができるのが、質の高い選手です。シャビが他の選手と違うところは、状況に応じて誰にパスを出せばいいか、ベストの選択ができることです。近くにいる選手にパスを出すことはだれでもできます。大切なのは、いつどこで、どのタイミングで誰に出すのかを選ぶことです。それは、技術だけのトレーニングで身につけるのは難しい部分です。判断の要素を含んだトレーニングをして、しっかりと学ぶことが重要です」

1  2  3

関連する連載記事

関連記事一覧へ

関連記事

関連記事一覧へ

考える力コンテンツ一覧へ(246件)

コメント

  1. サカイク
  2. コラム
  3. 考える力
  4. シャビを育てた元バルセロナカンテラコーチの教えに迫る!<2>チャンピオンズリーグで活躍する選手になるための指導法

Pickup

サッカースクール検索サイト ケリなび

週間記事ランキング

  1. レベルがバラバラの子どもたちの練習をどうすればいいか? [池上正コーチングゼミ]
    2017年3月22日
  2. 負けん気が強いあまり暴言や暴力に及ぶ息子の問題
    2017年3月22日
  3. 子どもが壁を乗り越える力を発揮するために親はどうあればいいのか
    2017年3月21日
  4. あなたの言動で変わる!いまどきの子どもの「やる気」の引き出しかた
    2017年3月24日
  5. 元Jリーガー監督が語る「どこでも通用するのは"ボールを奪える選手"と"ボールを失わない選手"」
    2017年3月16日
  6. 【PR】1対1が強くなる!と話題の「サッカー検定」をやってみた!(後編:検定の部)
    2017年3月21日
  7. 結成7年で強豪チームに。甲府U-12が取り組む「試合に生きるトレーニング」とは?
    2017年2月 1日
  8. 今年の卒団式どうする!?いろんなチームの実例を集めてみました!
    2012年2月14日
  9. 1対1に自信がつく! ディフェンスで大事な3つの姿勢
    2012年4月27日
  10. 「まさか!」グラウンドで子どもが命を落とすことがないように ~大人が知っておくべきこと1~
    2017年3月17日

一覧へ