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テクニック

【第3回】試合観戦でイメージトレーニングをしよう!-選手の「遠近感と立体感を見分ける力」をチェック

2011年1月16日

キーワード:Jリーグイメトレ桑さんの観戦術観戦術

このコーナーでは、Jリーグや大学など、トップレベルのチームで監督として豊富な指導経験を持つ、桑原隆さんに、TVやスタジアムで試合を観て、知識や技術を豊かにしていく"コツ"をお聞きしていきます。

■深視力を身に付ける

000239.JPG 「私が考える良い選手というのは、深視力(しんしりょく)の高い選手です。深視力というのは、立体感や遠近感を見分ける能力です。それをサッカーに当てはめると、ピッチを俯瞰(ふかん)で捉えられる選手です。

 皆さんは試合を観戦していて、『あそこにスペースがあるのに、なぜパスを出せないんだろう?』と思ったことはありませんか。深視力のある選手は、そういった場所にもパスを通してしまうんです。海外のトップリーグでプレーしている選手には、そういった能力が高い選手が多い。バルセロナのシャビやアーセナルのセスク、インテルのスナイデルは、その代表格だと思います。日本にはまだそういった選手は多くはいませんが、ガンバ大阪の遠藤保仁選手や鹿島アントラーズの小笠原満男選手はJリーグの中でも特に深視力の高い選手だと思います。

 人間の視野は前方の180度を捉えることができるのですが、そういった選手たちは、それ以上の感覚でピッチを捉えることができているんです。まるで観客席から見ているように。また、そういった選手たちはプレー中の姿勢がいい。やはり、深視力が高い選手というのは、常に首を振って周りの状況を把握しているんです。

 では、どうすれば、そういった能力が身に付くのかといえば、正直難しいところですが、試合を多く見ていれば自然とピッチのイメージが頭の中に組み込まれてくると思います。 でも、ただ単にボーッと試合を観ているだけではいけません。常にプレイヤーの視点を考え、ボールのある場所だけではなく、ピッチの全体を捉えるようにして見るというのが大事です。それを繰り返していくうちに、プレーする実戦でも俯瞰でピッチを見ることができるようになってくると思います。

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