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子どもが怪我をしたときのために、スポーツ保険について考えよう

公開:2015年2月 6日 更新:2020年3月30日

キーワード:スポーツ事故スポーツ保険

あなたの子どもが所属するチームは、スポーツ保険に加入していますか? サッカーの練習中や試合中に相手や仲間とぶつかってけがをしてしまう、ボールが当たって骨を折ってしまうことは、決して少なくありません。そんな時の補償になるのが、スポーツ保険。ほとんどのチームで保険には加入していると思いますが、その内容について保護者の方々は理解されていますか?(取材・文 前田陽子 写真提供:一般社団法人ジュニアスポーツライフネットワーク)

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■活動中だけでなく、自宅からの往復もカバー

保険の内容でまず注目したいのが、団体活動中以外にも補償されるかどうか。特に、練習場や試合会場までの往復がカバーされているかは、確認したいところです。また、地震や竜巻などの天災が補償されるか否かも重要なポイント。掛け金が変わらないのであれば、天災も対象になる保険に加入することをお勧めします。
けがなどで通院する場合、通院日数に応じて保険金額が異なるものがあります。子どものけがは大人に比べ完治まであまり日数を要さないので、通院何日目から補償の対象になるのかも気になるところ。また、入院・通院の医療費の実費なのか、1日当たりの定額保険金なのかも、チェックしておきましょう。
 

■あなたの子どもたちはもちろん、チームを守る補償

以前、試合に向かうマイクロバスが事故にあい、選手がけがをするという事例があったことを覚えていますか? こういった事故の場合、選手たちはスポーツ保険で通院・入院の補償はされますが、クラブの責任者に補償を求められた際、そこをカバーするものは多くありません。クラブの運営を円滑にするためにも、クラブの責任者に法律上の賠償責任が生じた場合に、補償金を支払ってくれる賠償金保証サービスのある保険を選びたいものです。
 

■ジュニアスポーツライフネットワークをご存知ですか?

前述したような、中学生以下のスポーツ活動に伴う様々なリスクに備える補償制度「ジュニスポ安全補償制度」をはじめ、AEDの普及やスポーツ事故防止活動などを行っているのが一般社団法人ジュニアスポーツライフネットワーク。『子どもたちに安全で豊かなスポーツライフを』を理念に発足した団体で、218団体、21840人の会員数を誇っています。「いいクラブにはいい指導者が必要。指導者を守ることがチームを守ることにつながる」と、単に保険(補償制度)を厚くするのではなく、スポーツ事故の事例を集め、紹介することで事故防止につなげる、いざというときに救急対応ができるなど、指導者の技量をアップさせることも目的にしています。
 
また、ジュニア年代の子どもたちにとって、親のサポートはなくてはならないもの。試合や練習への送迎、食事の管理など、親が関わらなければならないことは多岐にわたります。トレーニング方法やメンタルの鍛え方、食育など、子どもの体づくりの支援活動を通じて、今後は親が「こんなときはどうしたらいい?」と迷った時の指針になれるようにさまざまな事例や経験談を集め、公開していく予定です。
 
会員には個人でもなれますが、チームとして登録するのが便利です。団体の代表者がおり、中学生以下のジュニアの選手が10名以上いればチーム会員として登録できます。チームとして加入登録するので、年度途中で選手が増えても会費の追加は不要。名簿を提出するだけで、ジュニアスポーツライフネットワークが提供するサービスが受けられます。会費は1選手あたり750円/年(2014年度実績)です。新年度を控えるこの時期に、一度ジュニアスポーツライフネットワークを検討してみてはいかがでしょうか?詳しくはホームページ「http://jjssa.com/」をご覧ください。
 
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