1. サカイク
  2. コラム
  3. サッカー豆知識
  4. 【第3回】ゴールに鍵をかける国 イタリアの守備に対する考え方とは?-「12歳から身につけたい『守備の原則』」

サッカー豆知識

【第3回】ゴールに鍵をかける国 イタリアの守備に対する考え方とは?-「12歳から身につけたい『守備の原則』」

2011年1月 2日

キーワード:イタリアディフェンス守備海外サッカー

第二回でお伝えしたように、イタリアでは12歳から試合の形式が11対11になります。正式な人数になったことで、個人戦術に加えて『グループ戦術』や『選手同士の連携』が求められるようになります。そこで今回はペルージャやミランのスクールで指導経験のある、フィジカルコーチの井田征次郎氏に、12歳から身につけたい『守備の原則』と『イタリアのスタイル』について、話を聞いていきます。

■12歳から身につけたい『守備の原則』

写真/AFLO
000217.jpg「守備の局面において、自陣ゴール付近で1対1の状況を作られると、守備側が圧倒的に不利になります。なので、まずはその局面を作らせないようにします。そのために大切になるのがカバーリングの意識です。1人が相手のボールにチャレンジをしに行ったら、別の選手がカバーに入る。このような守備の原則は、12歳頃から少しずつ身につけていきます」(井田氏)

相手の攻撃を受けるときに、もっとも注意すべきことはゴール前(ピッチの中央)を割らせないことです。中央を破られると、失点につながる可能性が高まります。

「イタリアではU12の年代から、『ゴールの外側(両サイド)は後からでも対応できるから、まず中央を締めよう』と教えています。これは日本代表のザッケローニ監督が、いまの日本代表チームに言っていることでもあります。これもイタリアでは守備の基本原則のひとつで小さいころから教えられていることなんです」(同氏)

ザッケローニ監督がよく使う言葉に『バランス』があります。大切なのは攻撃と守備のバランス。イタリアではその比重が、やや守備に傾いているようです。

「イタリア人は他のヨーロッパの国と比べて、守備を重視しています。スペインやオランダは攻守のバランスが攻撃に寄っていて、イタリアは守備に傾いている。なぜなら、イタリア人は自分たちが技術的に上手ではないと思っているからです。そこで、自分たちができるサッカーとはなんだ? と考えて導き出した答えが『負けないためにしっかり守り、素早く攻めること』だったのではないでしょうか。つまり、堅い守備からのカウンターアタックです」(同氏)

1  2

関連記事

関連記事一覧へ

サッカー豆知識コンテンツ一覧へ(228件)

コメント

  1. サカイク
  2. コラム
  3. サッカー豆知識
  4. 【第3回】ゴールに鍵をかける国 イタリアの守備に対する考え方とは?-「12歳から身につけたい『守備の原則』」

Pickup

サッカースクール検索サイト ケリなび

週間記事ランキング

  1. 「下手くそ」「センスない」コーチの暴言に耐えられない中1の息子を辞めさせていいのか問題
    2017年7月19日
  2. あなたの子どもはきちんと「ごはん」を食べてますか? 多くても、少なすぎてもダメなお米の栄養素と役割
    2017年7月20日
  3. 自分は楽しくプレーさせたいのに同じチームのコーチが厳しい! 指導法が違うギャップをどう埋めればよいのか
    2017年7月21日
  4. なぜ、全国経験のないサッカー部から毎年Jリーガーが輩出されるのか?
    2015年7月23日
  5. サカイク読者のパパママならおさえておきたい プロテイン7つのポイント
    2017年7月18日
  6. 1対1に自信がつく! ディフェンスで大事な3つの姿勢
    2012年4月27日
  7. 「打撲にコールドスプレー」は昔の常識!? コーチ・保護者必見、最新の応急処置に欠かせないアイテムとは
    2017年7月12日
  8. 小さな成功体験を積むことが自信につながる! 自主性・主体性を育てる「しつもん」のしかた
    2017年7月14日
  9. 結成7年で強豪チームに。甲府U-12が取り組む「試合に生きるトレーニング」とは?
    2017年2月 1日
  10. 夏合宿の持ち物を準備しよう!(1/2)
    2011年7月12日

一覧へ