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インタビュー

なでしこジャパン・佐々木則夫監督が小学5年生以下の女子選手にサッカークリニックを開催!

2012年6月18日

キーワード:なでしこクリニック練習

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6月10日(日)、埼玉県さいたま市の埼玉スタジアム2002第2グラウンドにて、adidas all dream Football Clinic 埼玉(主催:アディダス ジャパン株式会社)があり、ロンドン五輪に向けたスウェーデンでの強化合宿を目前に控えた、なでしこジャパン(日本女子サッカー代表)の佐々木則夫監督が、埼玉県をはじめとする関東地方の小学5年生以下の女子サッカー選手142名とサッカーを通してふれあいました。ここではクリニック後のインタビューを紹介します。

 
 

■■なでしこジャパン(日本女子サッカー代表)佐々木則夫監督 インタビュー■■

 
 

■クリニックを終えて感想をお願いします。

雨が降り続いていたのですが、ピッチの状態がとてもよかったので、子どもたちも元気に楽しくサッカーにふれあってくれました。テクニックのある女子選手が大勢いたのには、びっくりしました。将来のなでしこは安泰ですね(笑)。楽しみになってきました。スキルも高いし、協調性もあって、元気でしたね。この元気というのが、なでしこジャパンにとっては重要なものですからね。
 
 

■今回のクリニックのテーマを教えてください。

サッカーを楽しんでもらうこと、失敗を恐れずに楽しくやることが大きなテーマでした。そんな中で5名の優秀選手を選んだわけですけれど、ほかにも優秀な選手はいましたので、エントリーするのには迷いました。ロンドン五輪の代表選手を選ぶくらい難しかったです(笑)。選ばれなかった子どもたちも、選ばれなくて悔しいという気持ちは、とても大切です。次に進むための糧になるはずです。これからいろいろなことを経験する機会がありますので強くなって欲しい。悔しさをバネにして練習に励んでもらえたらと思いました。
 
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■今回のクリニックに参加したのは女子選手だけだったのですが、小学生のときには、女子だけでサッカーをやった方がいいのですか?

男子と一緒にやることも勉強になりますし、女子だけで集まってやることにも問題はありません。これは生活している環境にもよりますよね。近所に女子のチームがなかったら、男子と混ざらなければならないですよね。どちらがいいとか決めるのではなく、その状況のなかで、楽しむことを基本に考えて欲しいです。
 
 

■中学生になると、男子と一緒にプレーすることもできなくなりますが、女子だけの部活動やサッカークラブは少なく、活動場所が狭まるという問題があります。

その問題については、日本サッカー協会と文部科学省で、各都道府県のサッカー協会ともタイアップしながら検討している段階です。指導者の育成についても、totoのスポーツ振興などを利用してサポートしていこうという取り組みを考えていますので、これからは、徐々に整っていくと思います。
 
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■さいたま市では、教育委員会や市内の学校が協力して女子サッカー部の活動をやっていこうという試みもあると聞きます。

さいたま市で合同の練習プログラムを組まれているのは知っています。こういった試みは全国に向けて発信していきたいですね。女の子が中学生になってもサッカーを続けようと思えるような環境作りをすることは地域的にみても重要な役割を果たします。単にアスリートを育てるという意味だけではなく、子どもたちがサッカーを通じて社会勉強をする場にもなるのですから。
 
 

■佐々木監督の考えるいい選手の条件とは?

サッカーをするうえで、ひとりではなく、チーム全員と共感しながら、楽しむことのできる雰囲気をもっている選手。当然、なでしこジャパンにも、そういう要素は求めています。チームのみんながサッカーを楽しめているのはチームワークが共有できている証になります。あとは、自分のスキルや心にもったものを余すところなく発揮しようとチャレンジするような選手ですかね。
 
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■サッカーの指導者にむけて、女子を指導するうえでのアドバイスはありますか?

むしろ、女性を指導するということを意識しすぎて、構えすぎないことが大事です。指導者それぞれにキャラクターがありますので、そのひとの持ち味で、サッカーを楽しませてあげることを根本に考えて指導していけばいいんじゃないですか。あまり考えすぎてしまうと、子どもとの対応もぎこちなくなってしまいますから、自分らしさをちゃんと出したほうがいいですよ。もし、失敗したことがあっても、自分を飾っていないと修正しやすいでしょ? 選手もそうですが、指導者にも失敗を恐れずにトライしてほしいです。
 
 

■最後に、クリニックに参加した子どもたちもロンドン五輪を楽しみにしています。子どもたちには、どんなプレーをみせたいでしょうか?

ワールドカップのときもそうでしたが、最後まであきらめない強い気持ちです。そして、夢や目標をつかもうと、選手たちが必死になって試合に臨んでいく姿をみてもらうことによって、子どもたちにも夢と希望を与えたいですね。
 
 
次回はクリニックで実践されたメニューと、佐々木監督が選出した5名の優秀選手を紹介します。
 
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取材・文・写真/山本浩之

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