1. サカイク
  2. コラム
  3. サッカーを観て学ぶ
  4. スペイン一流コーチ直伝! 試合後の子どもにしたい3つの質問

サッカーを観て学ぶ

スペイン一流コーチ直伝! 試合後の子どもにしたい3つの質問

2014年12月 9日

キーワード:サッカーサービス育成

あなたは、休日をどう過ごしていますか? サカイク読者の多くは、休日に子どものサッカーを観に行くことが習慣になっているのではないでしょうか。
 
では、子どもの試合をどのように観ていますか?
 
IMG_4667.JPG
 
今回は、世界的指導者集団サッカーサービスの代表でもあり、JFAのプロジェクトコンサルティングディレクターも務めるダビッド・エルナンデス氏に、少年サッカーを観戦する際に抑えておきたいポイントと、試合後の子どもとの接し方を教えてもらいました。(取材・文/鈴木智之 写真/新井賢一)
 
 

■一流コーチに教わるサッカーの見方

サッカーにおいて、プレーの局面はふたつに分けることができます。ひとつはオフェンスの場面、もうひとつがディフェンスの場面です。オフェンスの場面とは、ボールを保持している局面のことで、ボールを持っている選手と持っていない選手に分かれます。ダビッド氏は「攻撃のときは、ボールの動き以外にも目を向けてください」と言います。
 
たとえば、ボールを持っている選手は、なぜそのプレー(パス・ドリブル・シュートなど)を選択したのか。そして、ボールを持っていない選手の動き(サポート)はどうだったのか。そこまでイメージして観戦することが、サッカーをより深く楽しむためのポイントのようです。
 
「近頃、ボールを受ける前に首を振って、周りを見る選手が増えてきました。それはすばらしいことだと思います。しかし、そのなかには、首を振っているだけで本来見るべき、味方、相手の位置、スペースなどを観ていないことがあります。試合を観戦する際には、首を振って収集した情報が、次のどんなプレーに活きているのかを見てみましょう」(ダビッド)
 
たとえば、ある選手が首を振って周りを確認し、空いているスペースを見つけたとします。そこに入ってパスを受ける、あるいは背後に敵がいるので、入って来たパスをワンタッチで戻すといった、情報収集を次のプレーにどうやってつなげているかを見ると、サッカーの上達にも役立つはずです。
 
ディフェンスの見方について、ダビッドコーチは「派手なプレーが良いプレーとはかぎりません」と言います。
 
「たとえば、ある選手がスライディングタックルでボールを奪ったとします。勇気あふれるナイスプレーかもしれません。しかしデイフェンスに関しては、地味なプレーこそが良いプレーである場合もあります。一見、目立たないプレーかもしれませんが、重要なのは“賢く守る”ことができているか。そこにも注目してみてください」
 
ダビッド氏は例をあげます。
 
「たとえば、相手がボールを持って自陣に攻め込んできた場合。対応するセンターバックが、もっとも危険なエリアであるゴール中央へのパスコースを遮断する動きをし、相手選手にサイドのエリアへパスを出させたとします。これは激しく守り、ボールを奪うプレーではありませんが、賢く守ったナイスプレーです。ただがむしゃらに走って動いているわけではなく、賢く守ることができているかも注目してほしいと思います。また、ゴール前の1対1の局面では、ディフェンスでもっとも重要な“自分の背後のスペースをケアする動き”ができているかも見てください。賢いディフェンダーは、相手にプレーするスペースを簡単には与えません」

1  2
取材・文/鈴木智之 写真/新井賢一

関連記事

関連記事一覧へ

サッカーを観て学ぶコンテンツ一覧へ(29件)

コメント

  1. サカイク
  2. コラム
  3. サッカーを観て学ぶ
  4. スペイン一流コーチ直伝! 試合後の子どもにしたい3つの質問

Pickup

サッカースクール検索サイト ケリなび

週間記事ランキング

  1. 無名チームから國學院久我山へ―。文武両道を追い求めたとある指導者がレギュラー獲得のために"親に内緒で"したこと
    2017年8月10日
  2. 「プロ100人よりサッカーで輝く社会人100人を育てたい」勝利至上主義だった監督が目を覚ました子どもたちの言葉とは
    2017年8月 9日
  3. 夏合宿の持ち物を準備しよう!(1/2)
    2011年7月12日
  4. 「褒める」も「叱る」も大事! 子どもの状態に応じて使い分けることが自立のサポートになる
    2017年8月 8日
  5. 子どもは親の分身ではない 指導はコーチに任せ、チャレンジの姿勢をほめることが成長の糧になる
    2017年8月14日
  6. 日本とスペインの比較検証でわかった「伸びる選手の保護者」の傾向とは
    2017年8月 1日
  7. 結成7年で強豪チームに。甲府U-12が取り組む「試合に生きるトレーニング」とは?
    2017年2月 1日
  8. すぐ速く走れるようになる!陸上メダリストの為末選手伝授の速く走る方法
    2013年6月13日
  9. サボっているほど良い選手?その驚きの理由とは
    2015年3月19日
  10. 話を聞く、自分で考えだす... サカイクキャンプなどにヒントがあった、子どもが成長するきっかけの与え方
     

一覧へ