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サッカーを観て学ぶ

サッカーを観ることが、自分で考えるトレーニングになる

2014年8月25日

いつの時代もテレビでスーパープレーが飛び出せば、その翌日はそれを真似しようとボールを蹴り合う子どもたちで溢れるものです。今回のブラジルワールドカップでいえば、ベストゴールにも認定されたハメス・ロドリゲスのスーパーボレーを真似する子どももいたことでしょう。
 
サッカーは、見て、真似して、自然と学ぶ、という流れが上達の早道と言われています。ただし、スーパープレーなどの派手なプレーを真似するだけではなく、たとえば、攻撃や守備における隠れたファインプレーを、チームとして共有しながらしっかり理解できれば、より試合を優位に進められる可能性は高まるはずです。
 
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取材・文/杜乃伍真 取材協力:FCアビリスタ
 

■観ることで『サッカー脳』が養われる

サッカー解説者の山本昌邦さんは、「試合で活躍するには、脳のトレーニングも必要です。質の高いサッカーの映像を見ることで、子どもの脳に刺激を与え、『サッカーを考える力』を伸ばすことができます」と言い、ジュニア年代からサッカーを観ることの重要性を指摘しています。
 
そこで注目したい映像トレーニングが、今年6月にサービスを開始した『ムビトレ』です。(※『ムビトレ』は2015年3月でサービスを終了いたしました。)ライセンス契約を結ぶJリーグの映像から選りすぐった質の高いプレーにプロのサッカー解説者がコメントを加えて、わかりやすく7分間程度にまとめたものです。
 

■プロの解説が子どものイメージを鍛える

今回、このムビトレの映像を持参し、埼玉県の町クラブ、FCアビリスタを訪ねました。チームを束ねる千島広監督は、編集作業の手間などが発生するため、映像を交えたトレーニングを日常的に実施することは困難な状況にあると言います。
 
サカイクの取材班は、ひとまず集まってくれた子どもたちに、オフェンス編とディフェンス編に分けて映像を観てもらいました。この日に集まってくれたアビリスタの子どもたちは、7分間の映像をよそ見もせず食い入るように観ていました。
 
映像を見終わった子どもたちに感想を聞くと、すぐに「おもしろい!」「同じプレーを丁寧に何回も解説してくれるからわかりやすい」という反応が返ってきました。
 
なかには、「今の遠藤のプレーは、縦にパスを入れる前に、サイドの選手に視線を向けたことで、相手のディフェンダーが一瞬引き出されて、それで縦パスが入るチャンスが生まれたと思う」などと驚くほど冷静に分析する子どももいたほどでした。
 
全国屈指の激戦区として知られる埼玉県にあって、FCアビリスタは県大会で毎回ベスト8に顔を出すほどの強豪チーム。子どもたちにサッカーの話を聞くと「オフ・ザ・ボールの動き」といった単語が出てくるなど、サッカーに対する意識の高さを感じましたが、そんなアビリスタの子どもたちにとっても『ムビトレ』のプロが解説する映像は新鮮に映ったようです。
 
 
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取材・文  杜乃伍真

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